故郷へ今年も

2017.8.9|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 KJWORKS

 

〈今年も、木の家のルーツを辿る旅が開催となります。〉

 

 

 

ご愛読、ありがとうございます。木の家づくり・暮らしのプロデューサー、山口です。今日のタイトルから「お盆の帰省」を連想された方、申し訳ありませんが、ちょっと違うお話です。

 

 

 

今日はKJWORKS本社で会議。通常は月曜日ですが、今週は台風が来たので日が変更になったんです。そして、今後おこなうイベントについても色々と意見が交わされる中、今年も開催決定が知らされたのが、冒頭の写真のイベントでした。

 

 

 

それが、「阿蘇小国の山と温泉に行くツアー」。イベントというか、お客さまとスタッフで行く、KJWORKSがつくる木の家に使う「木材の故郷」へのツアーなんです。ご訪問するのは熊本県の阿蘇小国町(あそおぐにまち)というところ。

 

 

 

写真は、KJWORKSが使っている「阿蘇小国杉」が山で伐り倒されるところの見学風景。こうして山での伐採から始まり、木材市場でのセリ体験や、木材の乾燥現場、そして製材の現場まで、山にある樹が「木材」になるまでを学びます。

 

 

 

学びだけでなく、その合間に小国町の観光をはさみ、美味しい食べ物を堪能し、夜は温泉につかるという、一泊二日の旅になります。毎年恒例で、私がご担当するお客さまがご参加の時には私もご一緒しますが、これは何度行っても楽しい。

 

 

 

それが、今年は今になって「開催決定」というのは、阿蘇小国杉の製材所さんが、先月の福岡を襲った大雨の影響を受けていたからです。山崩れが起こり、製材所の建物にも被害があったそうで、その状況による判断が待たれていました。

 

 

 

幸い、ツアーがおこなわれる10月後半には大丈夫、問題ないでしょうという判断で、今年もまたあの森へ、木材を生む現場へ行くことができます。実は私は昨年は行っておらず、今年はまた行きたいと願っていたので、とても嬉しい。

 

 

 

私はもう何度も行っているのですが、やはり木の家をつくっている者として、時々その木材の故郷である山に、森に己の身を置いてみることはとても大事だと思います。一本の柱がその形で現場に来る、そのルーツと過程を肌で知ることは。

 

 

 

ツアーには、木の家づくりをお考えの方を主としてお誘いしますが、でも特に参加資格などはなく、どなたでも。時々、KJWORKSの木の家の住まい手さんが来られたりもあって、木の家の先輩後輩的な話が弾んだりすることもあったり。

 

 

 

「木の家」とは、日本人が古来営々と受け継いできた「林業」と密接につながったもの。山へ行くツアーはそうした、思えばあたり前だけれど、ついつい忘れがちになってしまう大切なことを、頭でなく五感で想い出させてくれるようです。

 

 

 

それを自分の感覚としてもっていれば、木の家での日々の暮らしの「豊かさ」というものをさらに強く体感することができる。私はそう信じますし、ご参加の方々にもそれは自然に伝わっていると感じます。それを「愛着」と言ってもいい。

 

 

 

さあ、今年は10月の21、22日の土日でのツアー開催が決定しました。私も今からたくさんの方々をお誘いするつもりです。木の家をつくる木材の故郷を訪ねる旅、皆さんもご一緒にいかがですか。私も久しぶりに森の空気を吸いたいです。