天井裏も大いそがし!

2013.7.26|カテゴリー「「はるか」日々の動き」|投稿者 山口敏広

2013-07-26 10.53.38

 

ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

今日はグループホーム「みんなのわが家 はるか」現場にて、お客さまとの打合せをしてきました。外壁の色や板張りの部分の塗装の色なども決まってきて、段々とその出来上がりの姿が見えてくる感じです!

 

「みんなのわが家 はるか」は、いつも私たちKJWORKSがつくっている木の家「木想家」と全く同じ考え方で、「施設」ではなく「大きな家」として計画、設計されています。

 

しかし、考え方はそうだといっても、やはり合計18名の利用者の方々がおられ、スタッフの方を合わせると最低でも20名以上の方が生活される建物である以上、普通の家と同じつくり方ではいけない部分も、やはりあります。

 

特にそれは、建物の神経や血管とも言える「設備」の部分に大きく表れます。今回、電気設備のほうでも、給排水設備のほうでも、普通の一戸建ての家にはない設備が、たくさん必要となっているんですよ。

 

電気設備で言えば、照明器具やコンセントなどは同じですし、太陽光発電も、ある家にはありますが、今回は「誘導灯設備」や「自動火災報知設備」などがこれに加わります。そして、インターフォンも特殊なもの、ナースコールなども必要ですね。

 

給排水設備関係で言えば、最も住宅と違うのは、「スプリンクラー設備」が建物全体に張り巡らされていることでしょう。以前発生した事故以来、グループホームには設置が義務付けとなっているものです。

 

通常の一戸建ての家よりも、ずっとずっと多い配管、配線が必要になるこの建物では、それらが主に横に動く場所となる「天井裏」が、かなり密に詰まっている感じになっているんですね。今日の現場では、まだ途中ですが、そんな様子がかなり明らかになっていましたよ。

 

配線、配管がびっしりと天井内に張り巡らされ、その場所を奪い合っている感じ。まさに、「天井裏の攻防」という言葉がぴったりですね。天井を張る前にもう一度全体を整えてから、見えなくするのですが、今のところはちょっと「カオス」的な状況でした。

 

この写真でアルミホイルを巻いたようになっているのが、スプリンクラー配管です。この配管は全体を「一筆書き」で設けないといけないので、あっちに行ったりこっちに行ったり、上下左右にくねくね曲がりながら配管されていて、目で追っていくと頭がクラクラします(笑)。

 

出来上がったら見えなくなる部分である、配管や配線。でもこれらが、快適な暮らしを裏で支え、また何かの非常時に、暮らしている人を守ってくれる、大切な裏方さんなのですね。

 

延床面積140坪の「みんなのわが家」では、大工さんの作業量も、住まいの4軒分くらいありますが、電気屋さん、水道屋さんの作業量は、通常以上の設備量ですから、それどころではありません。

 

全体的に余裕のある工期とは言えない中、そんな職方さん達の日々の作業、暑い中での頑張りがあってこそ、現場は着々と進んでいくんです。

 

本当に、毎日ご苦労さまです。配管、配線を設えてくれる設備業者さんにも、心から感謝ですね。