1cmの攻防

2018.2.17|カテゴリー「施工事例」|投稿者 安本峰樹
吹田市のマンションにお住いのYさんから、造り付け収納件、立体ベッドのご要望をいただき、工事を行いました。
ご家族の人数の変化により、部屋の使い勝手が変わるため部屋を有効利用する必要が生じ今回のご要望になりました。

お手持ちの洋服や本、デスクなどを部屋に配置するとベッドを置けないため、ベッドを宙に上げてその下を活用するという案になったのですが、そこから難問が!

マンションの低層階では、概して天井の梁が大きくなりがちなのですがこの部屋に関してはかなり部屋内にコンクリートの梁が出てきています。
通常の生活では気にならないのですが、今回のように上部も活用するとなるとその梁の出っ張りが邪魔!
ベッドの下はデスクスペースとして使いたいため、座って問題ない高さでありながら、梁下に体が入るように、と言うか寝られるような寸法を、なおかつベッドの下地の補強も入れる3要素を満たす必要があります。

今回は、製作側の職人さんとも話しながら1cm単位で寸法を調整して、今回の施工になりました。
どこかを1cm増やすと、どこかが減る、その塩梅の丁度良いところを狙いました。

完成後Yさんにベッドに寝ていただき、想定通り!と確認いただき、机にも座っていただき想定通り!との事。

こういった、一点物を作る場合、同じものがないため中々スケール感の共有が難しいものです。
今回の工事では、そのあたりの寸法感覚が良く、共有できてご満足いただけました。

ここまで来るのには、やはり数度の打ち合わせが必要です。
注文して終わりにならないところが、別注物の良いところでもあり、ちょっと面倒な所でもあります。
ですが、完成後の満足感は一番です!

制作ベッド、マンション