工務店が使う家の傾きを調査する強い味方

2018.5.14|カテゴリー「現場のお話」|投稿者 安本峰樹

ケイ・ジェイ・ワークスでは、箕面市を中心に耐震診断のご依頼を数多くいただいています。

耐震診断では、通常補助金により診断費用が補助され通常5,000円の自己負担なのですが、箕面市の場合この5,000円までも箕面市が負担してくれるという太っ腹な政策のため、昭和565月までに建てられた木造住宅にお住いの箕面市の方は無料で耐震診断を受けることができます。

(箕面市HP:https://www.city.minoh.lg.jp/sidou/taisin/taisinsindanhihojo.html

 

最近は月1件のペースで耐震診断をさせていただいています。

実際の耐震診断の計算内容には直接入らない内容でもKJワークスではインスペクションも兼ねるためにも、様々な調査を同時に行います。

 

住まい手の方が気になるのは地震に対してどれくらいの強度を持っているのか。

だと思います。

 

残念ながら、耐震診断の補助金を受けられる対象の家では、ほぼ満足な結果を得らることはありません。たいていは今の基準から比べるとはるかに低い評点になってしまいます。

 

それでも、家の設計や施工内容によりばらつきがあります。

評点は1.00を目指しますが、診断結果によると評点が0.2~0.3というのはざらにあり、中には0.1台という家もあります。

当然、地震に対してはかなり強度が心もとないお住まいです。

 

そういう家についてはたいていの場合、家が傾いていたりひび割れが入っていたりしていうることが多いです。

 

家の傾きについては、テレビでもビー玉を転がして転がることから傾きを見るという方法があります。

ですがこの方法は、家が傾いているのはわかりますが、どれくらい傾いているのか、というのはわかりません。

 

そこで我々が家の傾きを調べるのに使うのが

「レーザー墨出し機」

です。

 

機械からレーザー光線が出て、壁などに水平や、垂直の光の線を移します。

その光の線からの距離を測ることで、床や壁、柱がどれくらい傾いているのかを測定するのです。

普段は中々意識しないのですが、地面に水平や垂直というものを書くというのは中々難しいことです。

こういった機械を使わない場合は、「下げぶり」と言って糸を付けた重りを使う器具や、水平器と言って水の中にある気泡を見て水平を見る器具などを使います。

レーザー墨だし機の良いところは、簡単に素早く多数の箇所を測定できる点です。

 

建築の仕事はアナログな仕事が多いのですが、こと器具に関しては中々先端技術が使われることも多いです。

 

次は、ドローンで外壁調査ができるのも間近かもしれませんね!


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家、傾き、工務店
白い器具から出ている赤い線がレーザーです。
火傷はしませんが、直接見ないでくださいね!