なぐり加工の無垢フローリングいよいよです

2018.12.3|カテゴリー「現場のお話」|投稿者 安本峰樹
なぐり加工ってご存知でしょうか?
「殴り」ではなく、「名栗」です。

木材の表面の削りあとになる凸凹を仕上げとして使う表現方法の一つです。
千利休が茶室の表現方法として、これまで下地仕事だった名栗を、仕上げに昇華させたのが始まりと言われています。

数寄屋建築や茶室、古民家などで活用されてきた仕上げはその手間から贅沢な仕上げ方法とされていました。
今回、茨木のTさんの家で、名栗加工のフローリングが採用になりました。
使う部位は限定的ですが、少し他と違う表現をされたいという事で、今回取り上げられました。

名栗と言うくらいで昔は栗の木の加工だったようですが今では、様々な樹種に加工が施されています。
加工方法も、ジグザグや六角形、ランダムなど様々です。
昔は『ちょうな』と呼ばれる道具で、切り倒した木材を加工していたのですが、その加工の名残がなぐり仕上げのもとになっています。
この様な大工工事は他の国でも加工されているのですが、表面に表すデザインに採用したのは日本独特なのかもしれません。木を重んじる国民性が独特なデザインを生んだのですね。

中々一般家庭で見ることは少ないですが、和風のデザインのお店では一部で見ることもできます。

出来上がりの状態がたのしみな工事がいよいよ始まります~


なぐり、スプーンカット、ナラ
今回採用のなぐり加工サンプル。
スプーンカットというランダムな加工のナラ材のフローリングです
なぐり、床、ナラ
他にも六角形亀甲仕上げの名栗のナラもあります
杉、なぐり
杉材にも名栗加工するとこんな感じ

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