2階リビングの効用

2018.3.3|カテゴリー「家づくりのヒント」|投稿者 安本峰樹
木の家、2階リビング
写真はお引渡し間際のTさんのリビング。
Tさんの家は、リビングが2階にあります。

通常LDKは1階にあり、個室が2階にあるパターンが多いのですが、最近は2階にリビングを持ってくるプランが増えてきています。
敷地の条件により1階に通風採光が取りづらい場合や、2階からの景色がいい場合などは2階リビングをご提案することが多いです。
2階リビングは、敷地が囲まれていても採光が取りやすいというメリットがあるのですが、その他にも意外なメリットが数多くあります。

・構造上1階リビングより安定している
大きな空間を必要とするLDKの場合、1階にLDKを持ってくると壁の量が少なくなります。2階に大空間のLDKを持ってくると、1階に自然と個室が集まり、壁が増えるため構造上有利になる事が多いのです。

・天井高が取りやすいので開放的な空間にしやすい
1階LDKの場合、2階が乗っている場合が多いので天井を高くしにくいため、吹き抜けを多用することになりますが、2階リビングの場合写真のように屋根形状を活かした天井にすることで、冷暖房上不利になる吹き抜けを使わなくても開放感ある間取りが作れます。

・リビングが暖かい
暖かい空気は上に上がるため、家の上部に位置する2階リビングは1階リビングに比べ暖かくなることが多いです。

2階リビングにする上での注意点としては、階段を多用することになるためゆったりとした階段設計にすることが大事です。ケイジェイワークスでは1段当たりの高さを抑えることで上り下りをしやすい階段設計を心掛けています。
また、2階リビングの場合少し大きめのバルコニーを付けることが多いです。庭がない2階リビングでは、バルコニーが庭の代わりになるため、実用的な目的以外にも広さがあると空間に広がりが生まれます。

このように、メリットも多い2階リビング。
土地の条件により、リビングの条件も変わります。
柔軟な考え方が、その土地にぴったりのプランを生み出します。そのためには、ちょっとした情報収集が注文住宅成功の秘訣です。