エコな換気設備

2018.3.9|カテゴリー「家づくりのヒント」|投稿者 安本峰樹
最近の家は、高気密高断熱化してきて室内がとても快適になってきました。
そんな時に、注意しないといけないのが計画換気です。
昔の家は隙間だらけのため、換気は意識しなくても通気されていました。
(なので寒い家だったのですが、、、)
今の家は、隙間自体が少ないため換気には気を付けていきたいもの。

ですが、寒い日には外の冷たい空気を入れるなんて!と思われる方も多いと思います。
そんな時にお勧めなのが熱交換型換気扇です。
一般には全熱交換器、顕熱交換機と言われます。
細かく言うと全熱と顕熱で違うのですが、おおざっぱに説明すると
外に出ていく空気の熱を、入ってくる外の空気に渡すことで、外から入る空気の温度を上げてあげる換気扇のことを熱交換型換気扇と呼びます。

通常なら、換気で捨ててしまう熱を再利用するわけです。
空気は出すのにどうやって、熱を回収するのか?
それが、写真にある熱交換素子と呼ばれるスリット状の部品です。
このスリットを出ていく空気と入ってくる空気が直接触れることなく、すれ違うことですれ違った瞬間に熱を受け渡ししてくれるのです。

ちょっとこんがらがるかと思いますが、この熱交換器を使うことで換気に対する熱のロスがなくなるので、光熱費も助かりますし、冷たい外気の不快感も減るのです。

普段は気にすることのない換気ですが、人間の呼吸と同じで止まってしまうと問題です。
縁の下の力持ちの換気にも目を向けてあげることが、住まいと健康をより良くする秘訣です。
熱交換素子