光熱費だけではないエコキュートの利点

2018.4.16|カテゴリー「家づくりのヒント」|投稿者 安本峰樹
みなさん、エコキュートとエコジョーズの違いはわかりますか?
私もお客様とのお話させていただいている際に、どっちがどっちやったかな?と質問されることが良くあります。

簡単に言うと
エコキュート・・・エアコンでも使われているヒートポンプという技術を使って消費電力以上の熱を生み出す給湯器。室外機と貯湯タンクがある。
エコジョーズ・・・ガス湯沸かし器に、排熱を再利用する装置を付けたもの。ガスの燃焼エネルギーを再利用することで効率よい運転ができる。

大きな違いは、主要エネルギーを電気にするか、ガスにするかです。
ガス派、電気派によって給湯器のメインとなる装置が変わります。

オール電化の方が、光熱費が抑えられる事もあり、エコキュートの採用が増えています。
ただ、エコキュートは貯湯タンクがあるため設置スペースを取るため、最初のプランニングが重要です。
また貯湯タンクには制限があるため、お湯を使う量に変動がある方はかえって光熱費が高くなる場合があるため注意が必要です。

今回のブログでエコキュートを取り上げたのは光熱費、という目線ではありません。

エコキュートを計画するときに苦労する貯湯タンク自体に注目しています。
通常のサイズの貯湯タンクの容量は370Lの物が多く、ご家族の人数によって増減することになります。
常に、貯湯タンクの中には、お湯もしくは水が溜まっているので、もし地震などの非常事態が発生して
断水になっても、この貯湯タンクの水もしくはお湯を使うことができます。

これって結構大きいですね。
我が家では、お風呂のお湯は一晩おいてから抜くようにしています。
洗濯に使うこともあるのですが、万が一のために水をためておきたいからです。

でもエコキュートの貯湯タンク容量があれば浴槽1杯以上の水があるため、わざわざ水をためておく必要もないのです。

エコキュートには非常用の採水栓が付いているので、必要に応じて水を取り出すことができます。

もしもの備えとして給湯の選択肢を考えるのも一つの方法だと思います。
基本的に、備えは日常使っているものにもう一つ用途を持たせるのが合理的な「備え」と私は考えています。
水だけをためておくのはもちろんありですが、限りあるスペース、限りあるお金のことも考えて
一石二鳥のスタイルで「もしもの備え」を考えたいですね。

エコキュート、非常用、取水栓
真ん中の黒い配管にぴょこっと飛び出ている白い線が非常用取水栓
エコキュート、非常用、取水栓
この取水栓をひねるとピューと中の水が出てきます。