無垢の木の風合いをどうとらえるか

2017.11.14|カテゴリー「こんな事がありました」|投稿者 安本峰樹
写真は、ケイジェイワークスで以前リフォームさせていただいたFさんが作成された看板です。
Fさんが制作する小物の販売を先日の「杜の感謝祭」で行った際に、屋号の「SIZUKU」用の看板です。
以前からFさんはご自宅の表札や、美容院の看板などを作成されていて、そのセンスの良さにひかれていたのですが、今回の看板も無垢の木と針金を使って見事に表現されています。

ところで、この看板に用いられている木は無垢の木なのですが、無塗装です。
とてもいい色合いだと私は思うのですが、
ご自宅のお庭で熟成という名の放置されていた木をそのまま再利用されています。

木は、どの木でも屋外に置いておくとグレーに変色してきます。
人によっては、グレーの雰囲気が気になる方もいらっしゃって、塗装される方も多いです。
昔のお寺などでは、ほとんど外部がグレーに変色した木になっています。
古い社寺はかつて極彩色に塗られていたとは想像できないほど、現在我々が見ている古刹の社寺の風合いはワビサビに逢うグレーの色合いが多いですね。

屋外で気を使う以上、この色の変色については覚えておいていただいた方が良いと思います。
室内で使ってもあめ色に変色はするのですが、屋外は色の変わり方が大きいのです。
色が変わったから腐食しているというわけでありませんのでご安心を。

色が変わったから大丈夫かな~、グレーになって汚いな~と思うのではなく、
ただその風合いの変化を愉しめる余裕が持てる場所に木をつかう事が大事だと思います。





木、看板