代表・福井の想い

KJWORKS誕生前夜

KJWORKS代表・福井綱吉
今でこそ木の家づくりに邁進している私ですが、最初に就職したのは、実は鉄鋼関係がメインの商社でした。その後、輸入キッチンやインテリアを扱う会社を転々としましたが、当時はバブルに向けて経済もぐんぐんと成長している時期で、そうした元気な会社でビジネスを学ぼうというもくろみがありました。というのも、学校を卒業したとき、兄弟2人と会社をやる約束をしていたのです。しかし、岐阜に帰省した折、「岐阜や名古屋の風土にはお前は向いてないから帰ってほしくない!」とまさかの決別宣言。「二度と岐阜なんかに帰るものか!」そんな口惜しさも手伝って、思い切って家具製作や内装業として独立することにしたのでした。 独立当初こそ、景気の良さもあり経営的には順風満帆でしたが、下請け仕事ゆえ得意先の都合や依頼内容に振り回され、本来の「いい家具をつくりたい」という想いとは裏腹に、お金儲けのための仕事で忙殺される日々が続いてしまっていました。もやもやとした気持ちで働くなか、自分がやるべき「仕事」は、「事に仕えて」お金を稼ぐことでなく、「志をもって事にあたる」ことではないのかと、自分の想いを素直にカタチにできる元請としての設計施工工務店を立ち上げることを決意。家族みんなが喜ぶ暮らし(K)を実現(J)する木の家づくり、を志事(WORKS)とする、木の家づくり工務店「KJWORKS」を立ち上げたのでした。

木の家づくりから、木のある社会づくりへ

設立当初は、自然エネルギーを活かしたパッシブソーラーに取り組んでおり、国産材を使った木の家づくりの運動にも参加するなかで出会った阿蘇の小国杉の素晴らしさに心を打たれ、家づくりの核を小国杉の家にシフト、産地との絆をより深めながら、家づくりだけでなく、環境負荷の少ない薪ストーブやペレットストーブも取り扱うようにもなりました。

創業以来、猪突猛進な性格が災いして、思いつき的行動の連続。結果、大危機の連続という、とても経営者としては褒められる状況ではありませんでしたが、その都度、怖い人(笑)や仙人のような人、そして素敵な仲間に助けられ、なんとか現在に至っているというのが偽らざるところです。

こうして、人から助けられて、仕事をするなか、「暮らしを愉しく、笑顔で家族が過ごせる家づくりをする私や会社が、世に、社会に、人に、環境に役立ち、喜ばれることをせんかったら、私は人ではない!」そんな思いに駆り立てられ、12年前に、地域の人々が集う「場」、「彩都 くらしの杜」を立ち上げました。

くらしの杜をはじめたことで、子育ての家庭や高齢者のお家はもちろん、保育園、グループホーム等の木の家づくりにも関わることができ、自分自身の心の中に、日本人のDNAとしての社会性、人間教育、環境資産形成が、自分のミッションと考えられるようになりました。

家づくり工務店を志して27年、お家を引き渡すたびに満面笑顔と嬉しい言葉を頂き、ようやく会社として公のビジョンやミッションを持てる会社となりました。まだまだ先は長いのですが、更なる、世のため、人のためとなる工務店を目指していきます。
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