ふるさとの木の家づくり!北陸路

2017.12.1|カテゴリー「木の家(小国杉の家)」|投稿者 福井綱吉
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15年ほど前から、林産地ツアーなどに参加され、その後、「彩都くらしの杜」開設と同時に時々お店に来ていただける関係のご夫妻がおられました。

 

2013年の夏、家づくりのご相談に来られて・・・

母が一人で住む福井県内の実家をリフォームか建て替えをして、定年後にUターンして3人で一緒に暮らしたい!

 

そんなお話から、早速、現地で待ち合わせして下見。

その後、お母さんと話し合った結果、お母さんから・・・

「私が元気なうちはこのまま建物は触って欲しくない!」

頑なに言われ、この話はいったんご破算に!

 

その後3年ほど経った2015年の夏に再び来館され・・・

お母さんが亡くなられたので、喪の開けるのを待って、亡くなられたお父さんが生前、地元の腕の良い大工に頼んで増築された和室を残して平屋で増築したい!

しかも、生前から手入れのゆき届いていた庭園も残してほしい!

 

そんな難易度の高いご依頼で、築80年ほどの古い母屋を解体して。。。

1997年に建築確認申請の出ていた増築部を残しての増改築プランを計画。

 

新たな建物は断熱も気密も良く、残す建物があまりにも寒いだろうということで、壁や床下、

屋根の断熱を新たに施すプランで着工。

福井県内で親しい工務店仲間に協働建築を依頼して、住まい手のご夫妻にも、その工務店を気に入っていただけて。。。

 

 

ところが、一部建物を残す増築には難題だらけ。

残す建物がその後条例が変わって準防火地区になったために、役所との折衝が最大の難関に。

あれやこれやと役所と協議を繰り返し、ようやく喪の開けた20143月に着工。

 

建て替え部分と既存建物の繋ぎ目の収まりに細心の注意を払いながら、2016年夏にご両親の記憶とその思いが残る平屋のお家が完成しました。

 

建物が新しくなっても、以前からの庭を眺める場所は同じ。

庭を囲んでのL型の平屋の建物で、居住空間の室内には小国杉の厚さ40mmの床板と小国杉の勾配天井の大空間に、漆喰壁。。。

 

どことなくほっとする心地良さは、ご夫妻にも予想通りの快適さに大感激を頂き。。。

設計責任と施工責任のとれる遠方での、私の得意とする「ふるさとの木の家づくり!

これもKJWORKSの家づくりのひとつの在り方、満足できる家づくりです。