近鉄電車から気づいたこと

2008.11.15|カテゴリー「伝えたいコト」|投稿者 福井綱吉

今日は、妻と二人で、岐阜県坂祝町(さかほぎちょう)まで、姪の結婚式に出掛ける為に、最寄の駅から近鉄のアーバンライナー特急で名古屋へ向う時のこと・・・・・

小雨降る中を突っ走る電車の外に広がる杉や桧の山々は、昔から馴染みの、何処にでもある景色なのに、何故か今日はちょっと嫌な別の角度から見入ってしまったのです。

何処にでもある杉桧の山々、それって、無知な農家の人たちに戦後の木材需給の目先目線で、「50年したら大金持ちになる!」なんて馬鹿なことを言って国策的にその土地本来の森を伐採して、全国的に均一樹種で植林化した結果、無管理状態になってしまった根浅の下草も生えない針葉樹林が出来上がってしまいました。

道中、杉の山が裏山に迫る民家を何箇所も見ました・・・今年は無かったけど台風シーズンや梅雨時期の集中豪雨などで杉や桧の山が地すべりして民家を飲み込む・・・そんな悲惨な画面をテレビでよく見ますが、まさにそんなことになってもおかしく無い場所です。全国にそんなところは一杯あります。

日本だけでは無いと思いますが、個人は会社や社会の為に、会社は社会、国の為に、地方自治体は国民や国の為に、国は国民や世界の為に・・・・・

そんなポリシーがそれぞれの立場にしっかり確立されれば、今日、電車から見た光景のような行政の失敗は少しずつなくなるのでは!?そんな想いでついつい考えてしまいました。

ちょっと、私らしからぬブログですが、11月3日の植樹祭で、55種類、610本の雑多な広葉樹のポット苗を130名ほどの多くの笑顔の皆さんと「くらしの森」をつくったことで、なにやら私の心にも身近な山の問題提起が湧くようになりました。