ある勉強会で、下職(下請け)との契約内容に違和感

2008.6.1|カテゴリー「伝えたいコト」|投稿者 福井綱吉

あるワークショップでの話・・・・・・

さる地域の工務店数社が、共同で安全パトロールを行ない、各社の良いところを参考に、それぞれの工事業務をチェック改善し、各社の職方を共同活用し、あらゆる欠点を合同勉強会によって克服する、もちろん、そうすることで無駄な作業を改善、仕入や外注工事に対しての共通した原価意識も持つ・・・・・

凄い事を始めたと思います!

その中で、住まい手の個人情報保護を主な目的として作成した、元請と下請けの請負契約内容の説明を聞き、かなり愕然としました。

家づくりに関わる関係者が、住まい手の方々の個人情報を守る事は、第一に保護すべき重要な事柄です。けど、下請け業者の社員、職人の全ての現場関係者について、住所、氏名、年齢、血液型など等を記載するように書かれているのですが、その個人情報についてどのように保護するのか記載されていないのです。

参加した工務店で、こんな事?に激怒した人はほとんど見当たらず、皆さん、二代目、3代目の工務店経営者が多く、ノー天気で平和な方ばかり?元請ありきで、下請けは所詮下請け?的な意識からの発想しか生まれないのか・・・・・・

下請け、孫請け仕事からはじめた私にとってはビックリが素直な感想でした。

できの良い、賢い、テキパキと段取り良く、仕事のできる下職さんは、きっと、こうした工務店の下請けをしなくても、何処でも重宝がられて、何れ去っていく・・・・・反対に、仕事の段取りや出来が悪い下職さんだけが黙って、堪えて、影で愚痴りながら、それでも残る。

そんな人の気持ちのわからない工務店に未来はあるのか?

元請工務店が偉い訳はもなく、会社をはじめ、下職さんの家づくりに関わる、みんなの力があってこそ、住まい手の為の「木の家づくり」ができる・・・・・こんな事、感性の良い住まい手の方なら一番、敏感にわかることです。

しっかりした人と人の関係を住まい手のみに関わらず、家づくりに関わる関係者間で築き続ける事が、一番大事なのではと感じたのは私だけでしょうか?

その時の質問に「そうですね!早速、追加します。」たった一言、そういってくれれば違和感なく、誰もが納得できる契約書になるのに・・・・・元請慣れした工務店には、時代錯誤がいまだ残っているのかと・・・・・・かなり寂しい問題です!

KJ ワークスはそんな事しないぞ!と気持ち、誓いました・・・・・・