世界に誇れる「大工さん」を活かし育てる家づくり!

2015.4.14|カテゴリー「伝えたいコト」|投稿者 福井綱吉

今日も「福井の気づきブログ」にお越しいただき、ありがとうございます。

大工さんの養成は今なら間に合う!

01金物工法今から15年前に手掛けた集成材金物工法の時代。。。

02大型パネル工法

大型パネル工法の室内側です。

 

昨日、東京で日本人の今までの発想とは全く違う近代化パネル工場が現場を助ける、在来工法の説明会に出かけてきました。

名前を「大型パネル工法」と言います。

昭和55年にいた大工さんは約100万人、それが今年はおそらく30万人、もしくはそれを下回るかもしれません。

今では300人に一人すらいない職業なのです。

それでも何とか需要を賄えているのは構造材の刻み加工を大工さんだけではなく、その大半をプレカット工場で任せられるようになったからです。

当然ながら、手刻みも伝統工法伝承の為には絶対に必要です。

 

けど、今後大工20万人の時代はこのままでは確実に5年できます。

過去10年に40%の割合で大工さんが引退し、若手の養成は全く間に合っていません。

悲しいことに使い捨てしているのです・・・

ですから在来工法の家も今のままではもう限界ですし、業界内で大工さんを奪い合いするだけの状況になっています。

 

そこで私も、とある賃貸の戸建て住宅3棟のご依頼を仰せつかり、この工法で大工と組立工の養成を進めようと考えています。

工法は集成材によるパネル工法です。

その昔、OMソーラー協会ざ移籍中に数多く手がけたフォルクスハウスがその集成材による家づくりでした。

ラミナー(板状の木材)を5層に合わせ接着することで無垢材に比べて曲げ強度が2割以上強くなります。

ですから材積も小さくて済みます。

 

通し柱はありません。

簡単に言うと、構造金物で梁や桁と柱や間柱を工場で結合し組み立てる、そこに構造用合板を張り、硬質断熱材も工場で気密充填する。

そして、窓も取り付けて防水シートや防水テープで処理し、構造用合板の上からは防水透湿調湿シートを張り、更に通気胴縁も取り付ける。

外部仕上げだけがない4面の梁や桁、柱も付いた壁を窓付きで現場に運び込み、予め、設置された基礎と土台、床用構造パネル上で、土台から規則正しく配列ドリフトピンという金物にその壁を結合させる。

全面が配列したら室内側の梁桁を結合し、床をつくる、そして2階も同様に組み立てて、その上にまたドリフトピン金物に柱を結合そして、小屋裏、そして、屋根、そして、屋根の防水透湿調湿シート張りして一日で屋根工事下地までが完了。。。

良い意味のプレハブです!

木の家の合理的で合法的なプレハブです。

 

この工法だと、床も最初からある1階や2階で、優秀だけど高所では危険な年齢となった大工棟梁にも70歳を超えて、更に75歳でも気持ち良く室内で働いてもらえる・・・

その間に若い大工を組立工として養成し、その後、大工棟梁の指導で大工に育てる。。。

今のKJ WORKSの大工棟梁60歳代のメンバーがまだ10年や15年働けてさらに若手が育つ。

そして、無垢の杉や檜、松でつくる現しの木の家づくりや梁桁を魅せる木の家は今まで通り継承していく。

 

決して、大型パネル工法だからと言って家は安くは造れません。

けど、工期は半分になりますから、大工の人数は今と同じで供給物件数は増やせます。

ですから、短期間で造れるこの工法のお家は安く提供できるし、壁や天井の反りや暴れも少ない木の家を喜ばれる人も増えます。。。

 

気持ちを新たに性根入れて日本のこれからの日本建築、在来工法の新たな取組みに精進します!

 

次回もこの続きかな?

 

 

追伸!

次回手打蕎麦「彩都 木楽庵」は4月17日(金)です。

次回の落語会「彩都 木楽亭」は、5月19日(火)、林家菊丸さんの会、菊丸襲名披露です。

次回の薪割り大会は4月26日(日)です。

6月からは、会員制の薪割りの場所を、豊能町から彩都「くらしの杜」に移してで自由に行えるようになりそうです。

そして、薪割り大会も今シーズンは5月から彩都「くらしの杜」で・・・

毎日が笑顔と愉しさ満載のKJ WORKSのホームページが、木の家づくり工務店らしくリニューアルしました!