5.建具

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5.建具

木想家の建具にはどんなものがあるでしょう。
障子

木製の建具・・・
それぞれにあったお手入れが必要です。

障子

【普段のお手入れ】
桟に溜まったホコリは、はたきでとりましょう。
掃除機のブラシノズルで優しく吸い取るのも良いでしょう。
障子紙の破れにご注意ください。
 
【汚れてしまった!破れてしまった!】
障子紙を張り替えましょう。
 
①木の桟を濡らして残っている障子紙を全て取り除く。
※力づくで破って、桟を傷めないように注意
②桟を十分乾燥させます。
③桟に水で溶いたのりを塗る。
④障子紙をたるまない様にピンッと貼る。
⑤のりを完全に乾かしてから、最後に霧吹きで障子紙を少し湿らせる。
⑥湿らせた障子紙が乾くと紙が収縮し、紙に張りがでます。
張り替え用の障子紙はホームセンターで販売しています。
小さな破れ用に貼る補修グッズもあります。

汚れてしまった!破れてしまった!場合、木枠のあるタイプの襖はご家庭で張替えが可能です。

ホームセンターで張替え用の襖紙を販売しています。
坊主張りの襖(木枠のないタイプの襖)の張替えは専門の方に頼みましょう。

木製の建具

木製の建具は密蝋ワックスで仕上げられています。

密蝋ワックス仕上げの床などとお手入れ方法は同じです。
【木製建具の反り】
木製の建具は温度や湿度の影響により、多少の反りがでることがあります。
反りによって戸が閉まりにくくなったりすることがあります。
入居されて季節が一巡する1年目の間、建具の反りが落ち着かないものです。
入居後1年が経過するまでは、使用上支障が無い限りそのままご使用ください。
【木製引違い戸のちょっとした工夫】
木製のひき違い戸を重ねた状態で置いておくよりも戸を閉めておく方が、裏表が均一に空気に触れるため、反りを軽減することができます。
【木製建具の建て付け調整】
通常、引戸の下には戸車(とぐるま)という車輪が付いていて、建付けが悪くなった時には、この戸車の調整ができます。
建具を外し、倒してみると、建具の下側に2ヶ所、戸車が取付けられています。この車輪の横に調整するプラスのネジがあり、左右に回すことで車が出たり引っ込んだりするようになっています。
この操作により、若干の建付けの調整が出来ます。

アルミサッシの調整

窓のアルミサッシで立て付けが悪くなり、閉まりにくい場合、サッシの戸車を整すると閉まりやすくなります。

サッシの足元に穴が空いており、穴の奥にプラスのビスが見えると思います。このビスで戸車の調整ができますので、是非お試しください。
作業中にネジを失くさないよう、ネジを置いておくトレーがあると安心です。

サッシのクレセント(鍵)部分の調整

サッシの鍵があるクレセント部分が、クレッセント受けに掛かりにくい場合も、ネジで調節できます。
【クレセントの上下調整】
①クレセント上下のカバーを外し、ネジを露出させます。

②ネジを緩め、クレセントを上下に動かし、掛かる位置の調整をします。
③調整後、ネジを締めてカバーをしてください。

【クレセント受け金物の左右調整】
①窓の左右を入れ替え、受けの金物ネジを露出させます。
②ネジを緩め、金物を左右に位置調整して掛かりやすくし、ネジを締めなおします。

玄関ドア、勝手口のドア

ある程度期間が経過すると、開きのドアの開閉が早くなってしまうことがあります。
この場合、ドアの丁番側上部についているドアチェック(ドアクローザー)を調整することで対処することが出来ます。
ドアチェックのついている調整バルブをマイナスドライバーでまわして、開閉スピードを調整しましょう。

ドアの開閉角度の1/3ずつを三つのバルブが受け持っています。

それぞれの調整を変えることで、微妙な閉まり具合を作ることが出来ます。
たとえば最初は早く閉まって最後ゆっくり閉まる。などの調整が可能です。
注意!!
回しすぎや風でドアが急に閉まることがあります!
指を詰めないよう、注意して調整してください。

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