からくり時計の舞い

2013.1.2|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

 

ご愛読、ありがとうございます。KJワークス・木の家の設計士、山口です。

 

今日、宮崎を後にして、帰阪しました。お雑煮やお節、お酒で、ちょっと体のボリュームが増えた感じでの帰途になってしまいましたが…。

 

今回、帰りの宮崎空港に着いたのがちょうど午後4時くらいだったので、空港名物の「からくり時計」の舞いを見ることができたんです。このからくり時計、その名も「夢かぐら」。

 

冒頭の写真がそれです。この壁面レリーフが意味するものは「日向灘から登る太陽」。そして太陽の中にある時計が毎正時を指すと、下の海の部分にある扉が開いて、からくり人形が出てきます。

 

人形たちが舞うのは、高千穂町に伝わる伝統芸能「高千穂の夜神楽」です。高千穂にはあの「天岩戸(あまのいわと)」があり、それを祀る「天岩戸神社」があるんですよ。皆が習ったあの「天照大神の岩戸隠れ」は、宮崎県での出来事だったのです!

 

そして、彼の地で今に至るまで営々と受け継がれているのが、この「岩戸神楽」です。神楽にはなんと三十三番の場面があるそうで、このからくり時計では、天手力男命(あめのたぢからおのみこと)と天鈿女命(あめのうずめのみこと)の場面が再現され、太鼓の合図にあわせて神楽を舞っています。

 

まさに「神の国、日向の国」宮崎の、神代の頃からの長い歴史を感じさせてくれるもので、私も空港にいる時には、少し時間を調整してもこのお神楽を見るようにしていますね。

 

実はまだ本物の夜神楽は見たことがありません。宮崎県でも北の方にある高千穂は、私の憧れの場所なんです。今はまだ、からくり時計で辛抱です。

 

ほかにもまだまだ宮崎で訪れるべきところはたくさんあります。今回の旅でもまたその魅力を見つけてきました。この奥深い歴史をもつ地のこと、時間をかけて少しずつ自分のものにしていければ、と思っている次第です。