くろい軍団

2013.10.1|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

 

ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

昨日は「黒い窓のサッシ」のお話を書きましたが、今日も黒いモノのお話です。しばしおつきあいのほどを。

 

今日は火曜日で「かぐら」はお休み。その日を利用して、薪ストーブをたくさん展示できるよう、モデルハウス「阿蘇小国の家」を中心に模様替えがおこなわれました。私も社にいる時間は、他のスタッフと一緒に設置を手伝っていたんです。

 

これから始まるシーズンを前に、薪ストーブがたくさん増設されました。全てが着火できるわけではありませんが、色々な形やデザインが楽しめるようになっています。是非また見にいらして下さいね。

 

ストーブにも色んな種類、色んな色がありますが、基本は鉄の黒い色のものが多いです。それが、今日の「くろい軍団」のひとつめですね。そしてふたつめが、冒頭の写真のモノたち。ストーブの導入に合わせて、ストーブでも使えるたくさんの「鉄の調理器」がセッティングを待っていたのです。

 

これらは、岩手の「南部鉄器」の品々です。メーカーはOIGENさん。及源鋳造株式会社と書いたほうがわかる方が多いかもしれませんね。創業は嘉永5年(1852年)という、長い歴史をもつ鉄器の老舗です。

 

そのOIGENさんの、古くからあるタイプのもの、モダンなスタイルをもつ新しいもの、たくさんの種類の鉄器たちが、一度にどっと入荷されてきて、今日のモデルハウスは、そんな「くろい軍団」たちにすっかり占拠されてしまっていた、というわけなのでした。

 

黒い鉄のもつ質感、それも南部鉄器のような分厚い「鋳物」の顔つきは、ペラペラの薄い鉄の表情とは全くの別物。「無垢の鉄」と呼びたくなるような深さをもって、無垢の木と非常に釣り合う美しさです。

 

その重厚感は素晴らしくて、何とも言えず頼り甲斐のある感じ。また実際の調理の場面でも、その肉厚なことや、重い蓋の効果などが、美味しい味づくりにかなり貢献しているようですね。

 

無垢の木の色、漆喰の白、そして鋳物の鉄の黒、さらにその中の炎の赤。これからのストーブシーズン、今まで以上にその何とも言えない「質感の共演」が楽しめること、請け合いであります!

 

※おまけをひとつ。今日ストーブを設置してくれていたスタッフたちもまた、偶然ですが、黒い軍団だったのですね。こんな感じです。

 

なんだか示し合わせたように黒っぽいポロシャツの面々。その中で真っ白なシャツを着た私は、妙に浮いた感じで、ちょっと悔しい思いをしたことを、ここに告白しておきます(笑)。