その場で一緒に

2015.6.18|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

2015-06-18 15.59.43

〈姫路へ遠征し、Reach Homesさんのもつマンションのお部屋を見てきました。〉

 

ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

今日は、昨日「くらしの杜」をご視察くださった姫路のReach Homesさんへ、今度は私がご訪問してきました。前田社長と「木の空間づくり」で意気投合し、では一体どんなことが可能なのか、その検討の手始めに。

 

Reach Homesさんが所有するマンションの中にある事務所、そしていまちょうど空いている賃貸物件一室、その2つの部屋の状況を見せていただき、そしてその場で前田社長にお話を聞きます。

 

KJWORKSがつくる「木の空間」の手法をつかって、ここにどういう用途の場所をつくっていきたいですか。それを収益に結びつける方向性について、どう考えていきましょうか。

 

そして、その方向性に沿ってこの空間の付加価値を高めるためには、どういう方法があるかも、その場で私が感じたこと、そしてKJWORKSがやってきた方法が活かせること、感じたままにお話しました。

 

間仕切りを少し減らす。壁はあっても天井が広くなり、空間に抜けができる方法。南から北へ、風と人の動線を抜けるようにすること。人が落ち着いていられる場所をつくること、などなど。

 

冒頭の写真は空き部屋の入口まわりです。築30年を経たマンションは、間取りもやはり今風ではなく、古いタイプでした。でも、現状復旧し終わった今の状態から、また全てをやり替えるとなると、賃貸物件のリフォームとしては厳しいはず。

 

でもやるべきところにはコストを掛け、おかしな具合の中途半端はやめたい。そんなこともお互い腹を割って話しながら、オーナーとして実現したい場所づくりへの模索をおこなう時間でした。

 

そして、色んな対話から何かが着地し、「かたち」のようなものが出来てきたと思えた時、部屋に入ってから2時間が過ぎていたんです。いやあ、かなり集中していたんですね。自分でも少し驚きました。

 

でも、方向決め、コンセプトワーク、デザイン、工事内容とコスト、そんなことを全てひっくるめての検討ですから、これは「帰って考えてきます」というようなものではありません。その場で、一緒に、決めないと。

 

正直なところ、かなり遠方ですし、この工事が実現するとしてKJWORKSがどのようにお手伝い出来るのか、今はまだわかりません。でもそういうことではなく、賃貸住宅というジャンルにこのような考え方が挿入されていくこと、そこが私は楽しいのですね。

 

賃貸住宅であっても、所有者の願いは「永く住んでいただくこと」のはず。オーナーと一緒にそのための木の空間の役目を考えるという、私にとってもはじめての経験です。

 

どう進展していくか、そのちょっと見えにくいところがまた心を昂ぶらせてくれる、今日はそんなワクワクの時間でした。