はずす前のチームワーク

2015.4.4|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

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ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

今日は午後一番から、また高槻で進行中の木想家の現場へ行ってきました。今日は、社内スタッフによる検査の日なんです。この家のお引渡しは今月末ですが、最終の社内検査の前にも、こうして検査があるんです。

 

そして今日の意味合いは「足場解体前のチェック」。来週火曜日にこの家の周囲を覆っていた建設用足場が解体されますので、その前に、足場がないと施工できない部分について、ちゃんと出来ているか検査するんですね。

 

今日は私以外に、設計担当の平野、現場管理担当の竹口、そしてそれ以外にも三人のスタッフが検査に来てくれました。そして足場に登り、屋根にも上がって、入念なチェックを。

 

みんなが検査してくれているところを写真に撮ろうとしたのですが、出来ていく家と足場との間はとても狭くて、よい写真が撮れません。かろうじて、一番低いところで冒頭の写真を一枚。竹口くんの検査風景です。

 

ここに写っている板張りの外壁、そして吹付けの外壁、窓まわり、屋根のガルバリウム鋼板、破風や鼻隠しといった屋根周りの木製部材、換気扇の外側に付く「ベントキャップ」と呼ばれる部材、電気の引込みの部分などなど、足場がはずれたら手直し出来ないところはたくさんあります。

 

それらをチェックし、手直しが必要であれば手直しすることは、今しかできません。ですから、検査する皆の眼はもう真剣そのものです。そして検査終了後は、こんな風に中でそのおさらいを。

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実は私は今回、ちょうど現場にお見えになった施主であるお客さまとお話をしていたので、あまり検査はちゃんと出来ませんでした。でも、彼ら現場管理スタッフの眼は、私などよりもずっと細かくて確実。その結果を聞き、対処をおまかせするだけで、私は充分なのです。

 

この木想家だけがこうして検査しているのでなく、すべての新築現場でこのような検査が、全工程の中で何度もおこなわれています。それを繰り返してきている彼らの眼は、数を重ねるごとに、フィードバックの蓄積を増して、鋭くなっているんですね。

 

私はこの木想家のプラン、「間取り」をつくりました。設計担当の平野は、それを元にお客さまと細かい打合せを重ね、詳細な設計図面を仕上げました。竹口は、その図面を元に、棟梁をはじめとする職方と話し合いながら、それを形にしてきました。

 

そして、その三人以外のスタッフも一緒に、今までやってきた道筋に落ちはないか、主観と客観を並行させて検査をおこない、チェックしながら、直すべきは直しながら、進めていく。まさに家づくりというのは、担当もそれ以外のスタッフも含めた、KJWORKS全員のチームワークで成り立っているんです。

 

私は、こういった検査のたびにそれを想いますし、スタッフに感謝しています。今日の検査にたまたまご一緒してくださったお客さまにも、きっとそのことが伝わっているはず、そう思う次第です。