ひらいてとじる居場所

2013.11.20|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

2013-09-22 16

 

 

ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

今日は暮らしの相談員のミーティングがあったので、「それまでにここまでやってしまおう!」とばかりにお客さまに提出する資料づくり。ちょっと急ぎつつ、パソコンに向かっていたんです。

 

でも、私の席は「かぐらカフェ」に面していて、一番お客さまから声を掛けていただきやすい場所にあるんですね。そして、そういう時には必ず、お客さまからのお問合せ、お声掛けをいただきます。これって「何とかの法則」というやつでしょうか(笑)。

 

今日は「木っ端」をご購入予定のお客さまにお声掛けいただき、倉庫の方へご案内しました。それもとてもありがたいご縁ですので、全く苦にはならないのですが、ちょっと資料づくりはミーティング後へお預けとなった次第…。

 

実はそんな時、「今日はここで仕事してたら捗っただろうなあ」と、私の頭に浮かぶ場所があります。「ここなら作業に集中、没頭できて、しかも居心地の良い場所」として、私の理想に近いもの。

 

それが冒頭の写真、ある木想家の「畳の間」にある書斎コーナーです。この場所が面白いのは、部屋の隅の部分に、そのコーナーだけが張り出しているところ。写真からその感じが伝わりますでしょうか。書斎カウンターの右半分が切れていますね。右にも、奥にも、張り出しているんです。

 

この出っ張ったあり方が、その場所に独特の「半分オープンで、半分部屋になったような感じ」を与えているんです。そして床は掘り炬燵のように「掘り込み」になっていて、床に椅子のように腰掛けて作業することができます。

 

集中、没頭といっても、一人っきりで狭い部屋にこもって作業したいとは思いませんし、といって広い部屋にぽつんといて作業するのも寂しいし、はたまた周囲が賑やかなところでは集中しづらいし。

 

このオープンなようでクローズなようなスペースは、その「ひらく、とじる」の絶妙なバランスを保っていて、私がとても好きな場所です。前にもブログに書いたかもしれません。それほどお気に入り、ということですね。

 

そこで「したいこと」に相応しい空間なのか、それは空間の広さ、高さ、明るさで決まってくると思いますが、それに加えて、隣の場所とのつながり具合というのも、とても大切だと感じます。

 

広い部屋を仕切るのか、小さなスペースが部分的につながるのか。結果的には同じ広さでも、その空間をつくる過程でどう考えているかが、「その作業において居心地が良いか」を決める。私はそう考えているんです。

 

ちなみに、いま思い当たりましたが、今日またこの「作業が捗るスペース」が私の頭に浮かんだのは、ひとつにはちょっと集中してやりたかったのもありますが、昨日の植樹作業でかなりの筋肉痛であることもあるかもしれません。

 

だってここだと、疲れたら後ろの畳に、バターっと倒れこんで休めますもんね。その気持ちよさにもかなり惹かれているのでしょう、今日の私は。