ふくさ三羽烏

2014.10.28|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

2014-10-24 11.03.35

 

ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

今日のお話も、実は先週末の出来事です。ブログに書きたいことが色いろあるのは嬉しいことですね。そして、待ちに待ったあのモノが私のもとに届いたのも、とても嬉しい出来事でした。

 

先月に楽しい「注文の打合せ」をさせていただいた「おしゃれなふくさ専門店 choco*t(ちょこっと)」の熊田さんが、書類を入れるための袱紗(ふくさ)をもってきて下さったんです。それも3種類。

 

お客さまのところへ、「暮らしの実現」のための想いをいっぱいに詰め込んだ図面や資料をおもちする時、あの半透明のペナペナ樹脂のファイルではなく、もっとちゃんと「想いを包むもの」でおもちしたい。そういう私の考えにぴったりだったのが、この「書類ふくさ」でした。

 

木の家づくりをご一緒するお客さまも、ご年齢やお好みなど、色んな方がおられます。出来ればそれに合わせられたら、と思って、3つのタイプの布地を選んでつくってもらったのでした。

 

冒頭の写真がその3種類。左側のは写真だとかなり渋いですね。でも、近くで見ると少しラメが入って、ちょっと「綺麗さび」っぽい感じです。真ん中のものは曲線とアースカラーで、ナチュラルなイメージ。どちらかと言うとお若い方向けかな?

 

そして右側のものは、私が布地をご提供してつくってもらったものです。KJWORKS阪神の事務所につられているプレーンシェードの余り布を熊田さんにお渡しして「これで」とお願いした次第。

 

デンマークのKURAGE(クラージュ)社の、なぜか和のテイストが香る手刷りのファブリックは、プレーンシェードなどの大きな布で使うのに似合うような、非常に大きな柄のもの。書類ふくさの大きさに、果たしてこの柄をどう料理されるか、非常に楽しみにしていたんですよ。

 

出来上がったものは、一言で言うと、とても自然にまとまっていました。しかし、実はそれが一番難しいはず。柄の取りについてかなり悩まれたことは想像がつきますが、こういう角度と位置に決められたのは流石。開閉した時それぞれの、余白の位置がとてもいい。

 

素人なりに想像するに、布を使って開閉のきく「容れ物」をつくる時には、表も裏も、内側も、そして開けた時、閉めた時、色んな場合を考えてつくらないといけません。その意味で2次元の造形よりもむしろ建築の空間づくりに近いのかもしれない、そう感じました。

 

そんなわけで、ついに私も「想いを包むもの」、書類ふくさのオーナーとなりました。3つとも、どれもお気に入りです。ひょんなご縁で知り合った別の道のプロと一緒に楽しく「ものづくり」が出来たことが、素直に嬉しいのです。

 

このふくさの最初の出番となるお客さまへの「暮らしの提案」が、実は明後日に待っています。うん、最初はやはりKURAGEの柄のもので、想いをいっぱいに詰めて、お客さまの元へ参上いたしましょう!