イメージとタイミング

2015.1.31|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

2015-01-31 13.24.17

 

ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

今日は高槻で進む木想家の現場で、お客さまと打合せをさせていただきました。17日に上棟式を執りおこなってから2週間、工事はだいぶ進みましたので、この段階で初回現場打合せです。

 

冒頭の写真、建物の2階に上がっての打合せ風景です。真正面にある縦長の窓が、先日このブログで「眺めを狙いうち」と題して書いた、あの「家の間の狙って風景を切り取る窓」です。まさにドンピシャの位置に取り付けることが出来て、私もほっとしました。

 

このように建物に窓が入ると、周辺の眺めがどうなるのか、また建物中に入る光の具合はどうなのか、ぐっとわかりやすくなります。建物の外観も、窓が入るだけでかなりイメージしやすくなりますね。

 

特にこの木想家は単なる長方形ではなく、ナナメの壁があちこちに出てくるプランですから、この段階に至らないと、空間の形、光、眺めといったものが、お客さまにはわかりにくかったはず。ようやく実物になって、想定通りのところもあれば、「こうだったのか」というところもあったのではないかと思います。

 

今日はそのタイミングを狙って、まず建物の外壁の色、屋根の色を決めていきました。いくつものサンプルを用意し、実際に外壁にあてたりして、日向と日陰、どちらもの見え方を確認し、徐々に絞り込んで選んでいきます。

 

あとは中で設備関係の打合せ。おもに電気設備がらみの設置位置と、このお宅はセキュリティシステムも入るので、その操作盤やカメラ、センサー、マグネットなどなど、それぞれの位置を図面と照らし合わせながら再確認しました。

 

冒頭の写真は、スタッフ平野さんが機器の取付け高さをメジャーで測って「これくらいの高さになります、操作しやすいですか?」とお聞きしている、という感じの場面ですね。

 

機器そのものはまだありませんが、そういった「機器の使いやすさ」もとても大切ですから、電気屋さんが配線を仕込んでいく前に、イメージを確認しながら位置を押さえておくというわけ。

 

私たちが実施設計と呼ぶ、図面の上での詳細な打合せも非常に大切です。でも、そこで決めたことをその空間の中で再確認すること、そして図面上では決してイメージ出来ない「色彩」なども合わせて決めていくこと。その意味で、現場打合せは本当に大切な時間です。

 

今日は雪もちらつく中、充実した打合せが出来ました。これからも、現場の進捗に合わせて、イメージできるように、しかも万が一違っていたら修正ができるようギリギリにならないように、打合せは続いていきます。

 

そう、それぞれのタイミングを上手に見計らうことも、設計・施工を一貫しておこなえばこその、家づくり工務店の得意技と言えるのかもしれませんね。