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2015.8.11|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

2015-04-29 10.01.55

〈部屋の中に洗面台。でも、こうやって木と洒落たボウルでつくれば、とても自然な感じです。〉

 

ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

今日はお客さまとプランの打合せ。私がつくってご提出した「間取り」についてのご意見を伺い、そこから更に良くしていくための話し合いでした。

 

大まかなところは、特に問題なし。でもいくつかのご要望をお聞きし、それに対して「ではこういう考え方ではどうでしょう?」とか、「こういう方法でつくったことがありますよ」というようなご提案をお話しました。

 

そんな中で、こういうお話がありました。「洗面・脱衣の部屋をもう少し広くして収納をつくりたい」。しかし、脱衣の部屋をいたずらに広くしても、あまり良い効果を生むとはちょっと思えない感じ。

 

そこで、私の提案はこう。洗面台を部屋の外に出して、脱衣だけの部屋にしたら、もっと広くなりますよ。脱衣の部屋の外にはスペースがあるし、そこに洒落た洗面カウンターを置きましょう。

 

洗面が「洗面室」ではなく、普通の部屋の中、その一角にある。それって見た目がどうなの?一般的にはそうお考えになる方が多いと思います。でもKJWORKSでは、とてもよく使っている方法なんです。

 

冒頭の写真は、まさにその好例。とても洒落て可愛らしい、洗面のコーナーになっていますね。木のカウンターに水弾きのよい塗装をし、その上に「置型」の、これまたすっきりと洒落たボウル。

 

こういう「魅せる洗面台」をつくると、それはむしろ部屋の中のアクセントとして、とてもよい雰囲気づくりに役立ってくれます。そのことを今日お客さまにお伝えしたのですが、実はこの写真の木想家、お客さまも見学会でご覧になっていて、憶えておられた。

 

ですから、「ああ、あんな感じの洗面コーナーね」と、すぐに私の意図を汲んでいただき、イメージを共有して、ご納得いただけました。そして結果的に、脱衣場を広くすることができたんです。

 

そのお客さまにも今日お話したことですが、ご自分の家づくり、その設計が始まってからこそ、色んな他の事例を見学し、空間をご体感いただくことが大切です。

 

事例を見て、その家の良いところを記憶すると、自分の家づくりに役立つ。それはわかっていても、ただ漠然と見学会に来て見ているだけでは、あまり「見えていない」のですね。

 

自分自身の家づくりを前提として「真剣に」見ていると、それが、私たちとの「イメージの共有」に非常に役立ちます。その効果を今日はしっかりと再確認できました。

 

よく伝わって、なおかつ間取りが更によくなって、とても嬉しい打合せの時間でした。きっと、この木想家の間取りがすっきりと着地するのはもうすぐ。そう思うと、自然に笑みがこぼれる私です。