カラフルなやさしさ

2015.7.13|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

2015-07-12 10.18.26

〈琉球のれんに続いて、琉球ガラスや焼き物も、KJWORKS本社「くらしの杜」で展示中です。〉

 

ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

今日も、特に午前中、とても暑かったですね。昨日ブログに書いたバス見学会も、かなり暑い中での開催だったのでした。もう夏本番、という感じの日差しで。

 

でも、見学会を終えて夏の陽の中をKJWORKS本社「くらしの杜」へと帰ってきたら、とても気持ちを涼しく、また和やかにしてくれる器たちが、館内の展示コーナーで待ってくれていたんです。

 

先日このブログで琉球の布による暖簾(のれん)のご紹介をしましたが、それとのマッチングもばっちりなこれらは、琉球ガラスの、そして琉球陶器(やちむん)の食器たち。なんともいい感じですよ。

 

この展示されているような華やかな色の「琉球ガラス」というのは、戦後から盛んになったもののようです。資源難から、アメリカ軍基地から出るコーラやビールの空き瓶を溶かし、再生してつくられたのがこの風合いのルーツだとか。

 

確かに、他のガラス器にはない独特の色合い、そして気泡の入った独特の表情がとてもいいんです。この気泡も、再生過程で生まれるものをそのまま活かしたことが始まりだそうです。

 

そして琉球陶器。焼き物を「やちむん」と向こうでは呼ぶそうで、これまた他にはない独特の色彩、文様をもっています。そのルーツは朝鮮、中国、薩摩や南方地方と多様で、それらの技法が交じり合って出来た様式なんですね。

 

一見強い個性をもっているようで、でも入れる食べ物が映えそうな味わいだと感じます。実は私も、KJWORKS阪神で使う器として、狙っているものもあるんですよ。

 

ガラスもやちむんも、沖縄のものに共通して感じられるのは、鮮やかな色彩と、穏やかな風合いの絶妙なマッチングです。カラフルで、とても優しい。そしてそれが何故なのかは、沖縄に行くとよくわかるのです。

 

私も沖縄本島に2回、石垣島に3回行っていますが、とにかく海が、山が、自然が、強い日差しにくっきりとその色を輝かせています。そして、出会う人々はみな、ゆったりとおおらかで、優しい。

 

その「沖縄のもち味」をそのままに体現したような器たち、その魅力は行ったことのある人にはなおさら響くはず。ほら、よく見るとそこここに、可愛らしいシーサーやキジムナーの姿も見えますよ。

 

カラフルに優しい琉球の器たち、よろしければ皆さん、彩都の「くらしの杜」まで是非味わいにいらしてくださいませ。