キッチンも適材適所

2014.9.25|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

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ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

今日は家づくりの実施設計中のお客さまと、設計スタッフの平野と一緒に、設備関係のショールームまわりをしていました。ユニットバス、洗面台、トイレ、そしてキッチンと。

 

それぞれに、KJWORKSの標準仕様からのスペック変更をひとつひとつ確認し、それをメーカーさんに把握してもらい、コストの増減を算出してもらう、というのが、今日の主旨です。

 

今日お伺いしたのは、ユニットバスなどはTOTOさん、そしてキッチンはWOODONE(ウッドワン)さんです。ともに梅田にショールームがあるので、「ハシゴ」するのに便利なんですね。

 

キッチンに関しては、KJWORKSのオリジナルキッチンとして、一から造付け家具としてつくることもよくあります。しかし今回は、いわゆる「I型(アイがた)」と呼ばれる、水と火が一直線に並ぶシンプルな対面型キッチンでした。

 

そんな時には、システムキッチンを選ぶほうが、収納力の面で優っていることもあります。それもあって今回は、システムキッチンのご提案となっているんですね。

 

冒頭の写真は、そのキッチンの中身をひとつひとつ詰めているところ。カウンタートップの材質と仕上げ、その高さ、水栓カラン、コンロ、換気扇フード、そして食洗機の仕様。ショールームに並ぶいくつもの現物を見ながら決めていきます。

 

写真のカウンターは、ステンレスのバイブレーション仕上げというタイプ。なかなかその質感がよく、お客さまにも気に入っていただいて、この仕様が採用になったんですよ。

 

他のものも、やはり現物を見比べ、専任のスタッフさんに詳しい内容をお聞きしながら決めていくのが、一番わかりやすい。この時ばかりは、KJWORKSで打合せしても、イメージが湧かず、納得に至りません。「現物で決める」が、やはり大切ですね。

 

そんな感じで、今回の木想家に設置されるキッチンの全貌も、徐々に明らかになってきたのです。もちろんこれで決定ではなく、キッチンと後ろ側の造付家具(バック棚)との関係性もあるので、検討は続きますが。

 

さて、ここまでの文章を読んで、皆さんどう思われましたか?へえ、KJWORKSもシステムキッチン使うんやなあ、と思った方もおられるかもしれませんね。でも、私たちにとって大切なのは「お客さまの暮らしの実現」ですから、そのために最適な手段であるなら、もちろん使います。

 

それにこのウッドワンのシステムキッチンは、見たら驚かれますよ。だって、「木のシステムキッチン」なんですから。冒頭の写真のキッチンの全景は、こうです。

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この見えている面は、全て無垢のオークです。こういうシステムキッチンも、あまり知られていませんが、ちゃんとあるんです。

 

一から全てを家具でつくる術も知っておきつつ、私たちが納得してお客さまにお勧めできる「既成品」も、ちゃんと知っておくこと。そして、適材適所でそれを使いわけていくこと。

 

常に、問題の解決方法はひとつではありません。そのお客さまの困り事に、いくつもの解、その指針をご提案できること、それこそが「暮らしの実現」への早道ではないでしょうか。

 

今日もそんな考えでご提案した木のキッチンが、またひとつ形を得ました。また一歩、お客さまの実現すべき暮らしに近づいた、そんな手応えに思わず笑みがこぼれるのです。