タイルの割り付け

2013.3.7|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

 

ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家の設計士、山口です。

 

今日は豊能町のリフォーム現場で、お客さまと最終の保留事項打合せをさせていただきました。これで決めることはほぼ完了、あとは竣工に向かってひた走るだけです!

 

今日、ちょうどタイル屋さんが来ておられて、玄関ポーチと土間のタイルの貼り方について、お客さまも交えて色々と話し合いをしたんです。どう貼るのが一番美しいかを。

 

品番はもう決まっていて搬入されていますが、タイルの美しさはそれだけでは決まりません。「割り付け」と言って、どこを基準に貼り始めたらいいかを決める必要があります。簡単なようで、それはなかなか難しいことなんですよ。

 

こっちを基準に始めると、あちらが半端な大きさになる。ここを綺麗に見せようとすると、そっちにしわ寄せがいく。限られたスペースに決まった大きさのタイルを貼っていくわけですから、どうしてもぴったりの枚数では貼れません。そこに知恵が必要になるわけですね。

 

今日はお客さまと私、タイル屋さんとで、かなり時間をかけて、どこを基準にしてどう貼るか、そうしたらこっちがこうなるから、そこはどうするか、といったことを詰めていきました。

 

結果的にはうまくまとまって、これなら皆がOK、という答えにたどり着きました。良かった!

 

私は、これが「納得の家づくり」だと思うのです。一緒に考え、見栄えや実用性を考慮しながら、よりよい結果を求めて、しっかりと話し合うことが。特に今回はご主人の思い入れがある濃い色のタイルでしたので、なおさらですね。

 

現場で決めるべきことは、現場で話し合う。腑に落ちるまでしっかりと話し合って、納得の家づくりを。そんなことが今日も実践できたのがとても嬉しかったのです。

 

最後に、今決めた方法でタイル屋さんが貼っていくのを見て、ご主人がこうつぶやかれました。

「こういうことを、子供に見せなあかんなぁ」と。

 

このお言葉が、今日の私への一番のご褒美、ですね。