トワイライトの招き

2014.2.25|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

2014-02-24 18.06.43

 

 

ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

昨日は本のことを書きましたが、金曜日につづいて、社内でご来館の方々への対応をさせていただく当番でした。土日の大賑わいの後でもあり、月曜にお越しくださる方は、どちらかと言うと少なめです。

 

お天気もよく、暖かかった昨日は、太陽熱で床暖房する「そよ風」システムもよく稼働していて、モデルハウスの当番席は、薪ストーブをあまり焚かなくても、快適な場所だったのでした。

 

おかげで、お客さまとのお話の間にゆったりと作業に取り組むこともでき、書籍紹介のブログもじっくり書けた、という次第。お昼には、コラボ食堂で「Leute-Leute」さんのドイツ料理。なんだか落ち着いた良い日でしたね。

 

そんな充足感をもって、午後6時の閉館時間を迎えました。そして中央広場に出してあるベンチなどを片付けようと外へ出た私が目にした光景が、冒頭の写真です。

 

外は黄昏時。でも、くらしの杜の建物の中からは、暖かい光が漏れていて、その色と暮れなずむ空の色、そして建物と煙突のシルエットが、とても美しいコントラストではありませんか。

 

右上の窓を見ると、暖色系の光が、天井の無垢板をこれまたいい感じに照らしているのがわかります。左下の窓には、内部の展示である陶器やガラスの器が、光に浮かび上がっていますよ。

 

灯りと木の建物が織りなすこの何ともいえない雰囲気は、昼間にも、夜にも味わえない、この時間帯だけのものですね。まるで来訪者を招いているように感じられます。どうです、引き寄せられませんか?

 

ベンチを片付けながら、ああ、いいなあ、と思って写真を一枚。そしてしばらく眺めて、思いました。これも、「くらしの杜」の冬の楽しみ方のひとつだな、と。

 

今よりも日が短い間は、閉館時間よりも前にこのトワイライトが訪れます。そして中からは、炎の暖かさ、木のぬくもりをを思い起こさせる灯りが漏れてきています。

 

それに招かれるようにふらっと入って、カフェや図書館の本を少し楽しんでいく。薪ストーブに、少しあたっていく。外が暗くなってきている時の、木の家の雰囲気を味わっていく。とてもいいですね。

 

「木の家の灯りは、帰りたくなる灯り」ということを、普段の家づくりでお客さまによくお話します。まさにそれを五感で感じていただける、冬の黄昏時の「くらしの杜」。

 

その魅力をもっと「暮らしの提案」の中に盛り込んで、もっとお客さまに体感しに来ていただかないと。昨日は片付けをしながら、そんなことを考えていたのでした。