マンションにも漆喰

2013.10.27|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

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ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

今日、くらしの杜のカフェでお茶を飲んでいるご家族にふと気づきました。あれ、先月マンションのリフォーム工事をさせていただいたお客さまではありませんか!

 

お引渡しをしてからは、私も初めてお会いします。「気持ちよく住まわせていただいてます」との第一声に、正直、ほっとするやら嬉しいやら、でした。

 

少し話をさせていただいて、奥さまが選び抜かれたキッチンや、広くなったお風呂のお話も出ましたが、中でもとても喜んでいただけたのが、壁と天井に施した「ローラー漆喰塗り」でした。

 

漆喰といえば昔は、左官屋さんが鏝(こて)を使って塗るものと相場が決まっていました。でも、物によっては、もっと簡易に、ペンキを塗るようにローラーを使って塗れるものもあるんです。KJWORKSが使っているのは、ドイツの漆喰を使った製品なんですよ。

 

ローラーで塗れることで、鏝塗りに比べて非常に作業効率がよくなります。そしてその分、手間代が抑えられてコストもリーズナブルになり、使いやすくなっていますね。

 

このローラー漆喰を知ってから、KJWORKSのつくる木の家「木想家」から、従来使っていた「水性ペイント塗り」は一切なくなりました。従来は水性ペイント(ペンキ)を使っていた白い天井なども、全てが漆喰の仕上げになったんです。

 

冒頭の写真は、このリフォーム現場でのローラー漆喰の施工風景です。大工さんの仕事が終わった後、その木の部分を養生して、内装屋さんが三人がかりでみっちりと漆喰を塗ってくれました。

 

鏝で塗っても、ローラーで塗っても、漆喰の素晴らしい調湿効果に違いはありません。このようなマンションのリフォームには、特に向いていると思います。湿気が逃げにくいマンションでは、壁も天井もこういった調湿性能をもつ素材に変えると、部屋の空気がまるで違ってきますから。

 

お客さまからも、その「空気が違っている」ことをとてもお褒めいただきました。そして、漆喰の仕上げそのものの見え方も、均一でないところ、塗った味があるところなど、ビニールクロスとは全く違う次元のものだと、喜びの声が。

 

こういうお話をお聞きすると、マンションリフォームの場合に「すべて木の家」にはできなくても、こういった自然素材をしっかりと使うこと、その大切さがよくわかります。

 

私たちにとっては最早あたり前になってしまっているくらいによく使う素材「ローラー漆喰」。その効果とありがたさを、今日は改めてお客さまから教えていただいたのでした。素材を見直すきっかけを与えていただいて、心から感謝ですね。