ロフト&ボーイズ

2014.2.17|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

2014-02-16 10.28.08

 

 

ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

昨日は本のご紹介を書きましたが、朝から岡山県津山市まで行ってきました。KJWORKSにいくつかある「ちょっと遠方の木想家」、その一軒のお宅に、2年点検にお伺いしてきたんです。

 

竣工、お引渡し後の1年点検、2年点検をすべての木想家でおこない、その後は年に一度の「家の誕生日」のご訪問と合わせて不具合をお聞きする、というのが、KJWORKSの「家守り」の基本です。もちろん、不具合のご連絡があれば、すぐさま駆けつけますよ。

 

今回も岡田と私とで、点検リストにそって建物の内外をチェックしましたが、特に顕著な問題点はありません。とても優秀です。キッチンのカランがちょっとグラグラしていたのを、締め直した程度でした。

 

この家の子供さんたちは4人兄弟で、下3人が男の子。みんな私のお友達です。みんな、やはり一年会わないとぐっと背が伸びてたくましくなりますね。点検をしながら、色んな話を楽しんできました。

 

その男の子三人の部屋はまだ間仕切りされておらず、ワンルームになっています。そしてその上にあるのが、写真に写っているロフト。トップライトもあって北側からの光が入り、とても明るくて気持ちのよい場所なんです。

 

大阪ですと、自治体ごとに細かい規定があったりして、この写真のような大きなロフトはつくりにくかったりするのですが、ここは岡山県。そのあたりは大阪に比べて基準法以上の締め付けはなく、こういう空間が可能になった次第。

 

男の子たちは2階の長い長いカウンターで宿題をし、このロフトでくつろいでいるのでしょうね。このカメラを構えている私の横は吹抜けで、ロフトもそこに面しています。危ないので格子がありますが、その少し怖いところが、なおさらこの場所を特別にしているのかも。

 

はしごの扱いもお手のもの。まるでお猿さんのように素早い動きでロフトへ昇り降りして、完全にこの場所を使いこなしてくれているようでした。設計者としてはとても嬉しいものです。

 

今回は点検ですので、岡田の方でロフトも確認してもらいました。ロフトにあがろうとしたら、あれ、お兄ちゃんが慌てて先に上がって、何やら急いで片付けていましたよ。それがなんだか可笑しかった!

 

先日はバレンタインでしたので、お兄ちゃんがもらったチョコの話なども教えてもらったり、建築時には幼稚園児だった末っ子くんも二年生になってぐっとお兄ちゃんになっていたりと、この家の少年たちは、親御さんの愛情と木の家に育まれて、すくすくと大きくなってくれているようでした。

 

私も弟と二人、男だけの兄弟で育ったので、ここの三兄弟の会話や振る舞いは、なんだかとても懐かしいような、少しくすぐったいような、そんな気分にさせてくれるんです。

 

いつこのワンルームが間仕切りされるのかな、この家のみんなだと、まだだいぶ先かな?などと考えりしながら、ロフト&ボーイズの戯れを眺めていました。この家のこれからの「家守り」、まだまだ楽しいことがたくさんありそうですよ。