冬支度はじめ

2014.11.5|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

2014-11-05 11.10.28

 

ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

今日はだいぶ冷え込んでいますね。秋もずいぶん深まってきた感じ。夏から志事を始めたここKJWORKS阪神の事務所も、朝晩は寒くなってきて、大阪との気候の違いを肌で感じています。

 

でも、できればエアコンでの暖房はしたくないところ。頭がぼうっとする感じがして、私は好きではありません。一人でいるときには、足元を電熱のヒーターで暖めればまだ事足りますが、お客さまがいらしたり、セミナーに使ったり、という時用の暖房も考えねば。

 

ということで、冒頭の写真のモノが事務所に登場です。本当は箕面の本社「くらしの杜」にあるような薪ストーブが一番この木の空間に似合うのですが、テナントビルの中ではそうもいきません。

 

私が選んだのは、というか以前から決めていたのですが、これは「Aladdin(アラジン)」の灯油ストーブです。なんとも言えないレトロ感が可愛らしいこの姿、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

 

このストーブは「ブルーフレームヒーター」と呼ばれています。冒頭の写真は試しに燃焼させてみた時のものなのでここにも写っていますが、「ブルーフレーム」とはその青い輪の形の美しい炎のこと。

 

これは、燃料である灯油が充分な酸素供給によって高効率で燃焼している、その証拠なのだそうです。今日初めて着火してみましたが、点けてすぐにブルーフレームになって、においが全くしないのに驚きました。

 

灯油ストーブにありがちなあの嫌な匂いは、燃焼効率が悪い時に発生する未燃焼ガスの匂いなんですね。素早く良好な燃焼状態になることでその匂いは激減する、とのこと。なるほど。

 

このアラジンのブルーフレームヒーター、イギリスで生まれたのは1930年代だそうです。そこから機器としての改良は続けながら、80年もの長い間、ほとんど基本的な形、デザインが変わっていません。

 

それがこの、なんとも言えないレトロ感、懐かしさを呼び起こす愛すべき形なんですね。伝統をふまえつつ絶えざる改良を重ねてきた、まさにロングセラーの風格だと思います。

 

同じく長い歴史を生きてきたブラックチェリーの木から生まれた、阪神事務所の床に置いたら、まさにぴったりです。歴史の重みをその身にまとった者同士、響きあうものがあるのでしょうね。

 

さあ、KJ阪神事務所の冬支度、まずは暖房器具のスタンバイが出来ました。見た目は小柄なこのストーブが、六甲おろしに対してどれくらい活躍してくれるか、楽しみなような、怖いような(笑)。

 

でも、好きな道具と共に過ごすのは、いいものですよね。ちなみに、今度はこのストーブの上に載せる似合いのケトルを探そう、なんて考えているのです。