出来てしまう前に

2014.2.12|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

2014-02-09 10.57.27

 

 

ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

池田で進行しているリフォームの木想家、先日お客さまと現場打合せをさせていただきました。今まで図面やカタログやショールームで打合せを重ねてきたこと、その確認の打合せでした。

 

新築工事の場合は、色んな種類の図面を描いて、それを元に打合せをし、徐々にイメージを掴んでいただきます。しかし、リフォームの場合はさほど図面の数も多くなく、平面図と電気設備図、家具図くらいです。

 

ですから、新築工事よりも、お客さまが実際の出来上がりをイメージしにくい場合があり、それを補う意味で現場での打合せをおこなうわけですね。もちろん新築でも現場打合せはありますが、リフォームの場合はそのタイミングが結構難しかったりします。

 

というのは、リフォームの工事のほうが大抵は新築よりも工事期間が短いから。池田のこの現場はそれでも3ヶ月ほどありますが、2週間ほどの工期、という現場もあるんですね。

 

そんな中で、現場打合せのタイミングを狙うわけです。ある程度現場が進んでいることがまず大事で、それを見てお客さまが出来上がりの空間をイメージできるようになっていないと、現場でご説明する意味がありません。

 

しかし、逆に現場が進みすぎて、全てが出来上がってしまっていては、もし万が一お客さまが「思っていたのと違う」と感じられた場合に、そこから打つ手がなくなってしまいます。

 

その間のタイミング、イメージは伝わるが、細かいところはまだ何とか変更要望に対して融通がきくタイミング、というのは、なかなか簡単ではないのですね。それがうまくお客さまのお休みと重ねられるか、となると、さらに。

 

今回の現場打合せも、私なりにそのタイミングを狙ってさせていただきました。冒頭がその現場の様子。大工さんの作業完了まで2週間、大枠は出来てきていて、まだ造作工事には手が付いていない。そんな状況です。

 

キッチンを発注し、造作家具の材料を段取りしていくその直前に、現場で一緒に空間の感じを確認。そして「ここにこういう風にキッチンが来ます」「ここにこの図面の収納家具がこういう大きさで設置されます」といった説明をさせていただきました。身振り手振りたっぷりで(笑)。

 

いつもこのブログに書いていますが、なるべくお客さまに、「イメージできなかったが故の後悔」はしてほしくないんです。ですから、現物で打合せ、図面の中身を現場で再確認、それを重んじるわけですね。

 

今回もいろんなことをご理解いただき、無事にキッチンの発注、造作家具へのスタートがきれました。後はもう、大工さんの工事で再確認することはありません。棟梁、ラストスパートよろしくお願いします。

 

でもまだ、打合せは終わっていないんです。あと少し現場が進んだら、玄関ポーチと土間のタイルを現場で決めます。写真の大きな掃出窓の外をどうするか、それも再確認します。カーテンの打合せもしないといけません。

 

どの木想家でも、こんな感じで「提案 → 話し合い → 仮決定 → つくる前の再確認 → 決定」というプロセスを繰り返していきます。それが、私たちが思う「納得の家づくり」なんですね。