十年経っても

2015.4.24|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

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ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS 木の家の暮らしプロデューサー、山口です。

 

今日は「お家の誕生日」で、三軒の木想家へお伺いしました。お引渡し日が近くて場所も近いということで、まとめて行かせていただいたんです。

 

また、その三軒のお宅はどれも築10年、11年と、味わいが増す時期。その反面、機器類などのメンテも必要な時期になるので、お家の誕生日ではその辺りのお話もいたします。

 

冒頭の写真は、そのうちの一軒。ちょうど今日がお家の誕生日のお宅です。しかし、その築年数の割には外壁もとても綺麗です。やはりきちんと軒を出しているのが奏功しているのですね。

 

しかし、玄関の周りの板張り壁はだいぶ色褪せが目立ってきました。そろそろ再塗装の時期かと。もちろん色だけの話で、板はまだまだ大丈夫でしょう。

 

このように、外壁の多くを左官あるいは吹付とし、一階部分の一部を板張りでアクセントにする。そうすると次の塗り替えが楽なので、お客さまによくお勧めしているやり方です。

 

うん、塗り替えもOKだな、そう思った後、なんだか自分で可笑しくなったのです。というのは、このお宅に行く前、すぐ近くでもうすぐ竣工を迎える木想家の現場へ立ち寄っていたからなのでした。

 

そのお宅の設計の時も、同じことをお話していたなあ。そう思うと、10年経っても自分の言うことがあまり変わっていないのが、何だか面白くて。もちろん、正しいことだから変わらないわけなんですが。

 

出来上がって10年経った木想家と、そのすぐそばでほぼ同時期に竣工する木想家。その間に、KJWORKSの家づくりには色んな新しい技術が取り入れられ、進化した部分もあります。

 

でも、その根っこの部分、家というものの考え方の部分は同じ。それは「日本に建っていて長持ちする家」ということに関する部分ですから、変わらないのがあたり前なんですね。

 

敷地によって、住まい手さんによって、家の間取りや形はさまざま。でもその奥にある「あるべきかたち」はそうそう変わるものではないし、変わるべきではない。今日はそう改めて思いました。

 

10年を隔てて、すぐ近くに建つ2つの木想家。来年からはきっと、「家の誕生日」で合わせてお伺いするのも多くなることでしょう。

 

そんな時、同じ「あるべきかたち」でつくられた2つの家だからこそ、先輩後輩と言える間柄でいてもらえるのでは。そんなことにも、想いが及んだ時間でした。