南天の実

2012.11.13|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

 

ご愛読、ありがとうございます。お家の設計士、山口です。

 

今日、家を出しなにふと気づくと、玄関先に植えた南天に、真っ赤な実がなっていました。

 

南天、とても好きですね。その葉の形、初夏に咲く小さくて清楚な花、とりわけその蕾のシャープな造形には、本当にいつも惚れ惚れします。そしてこの時季にはまた、このように美しい実で楽しませてくれます。

 

私は、ただ好きな木だから玄関先に植えたのですが、実はその場所は鬼門で、鬼門に南天を植えるのはいい、と言われていますよね。

 

音が「難を転ずる」に通じることから、縁起の良い木と言われていて、このような「よくない場所」に植えるとそのよくないことを良いように転じてくれる、というわけです。

 

あまり大きくはならない木だと思いますが、稀に大きく育つものがあって、その材は床柱などに珍重されるというのも聞いたことがあります。かの鹿苑寺(金閣寺)の茶室の床柱は、南天だとか。見てみたいですね。

 

わが家の玄関先を守ってくれているこの南天。今日私に秋の深まりを教えてくれたその美しい実は、もうずいぶん、小鳥たちがもっていってしまったようです。