回想のたそがれ

2015.6.15|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

会議を終えて、夕暮れ時の彩都「くらしの杜」です

〈社内の会議を終え、夕暮れ時のくらしの杜。もう10年なんですね。〉

 

ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

今日は月に2回の、会議の日でした。夕方からKJWORKS本社「くらしの杜」へ赴き、選抜スタッフによる運営会議と、全スタッフによる社内会議。みっちり話し合いをしてきましたよ。

 

午後7時前に会議は終わり、くらしの杜の南側の駐車場へ。愛車で家路につこうとして、ふと空を見上げると、夕焼け空に飛行機雲が。ずいぶん陽が長くなりましたね。なかなか良い雰囲気に、思わず一枚。

 

この角度から見ると、手前がモデルハウス、奥がコラボカフェや図書館の入っている社屋「かぐら」です。どちらも、少しずつ増築や改修をしているので、出来た当初の姿とは少し変わっています。

 

そして南側斜面の緑も、ずいぶん育ちましたね。それもそのはず、この「くらしの杜」は、この9月で丸10年を迎えるのですから。一人でこの風景の中にいて、自然にそのことを考えていました。

 

出来たころ、ここは「暮らしのギャラリー木想館」という名前でした。今見えているこの2つの建物と、手前に中島工務店さんのモデルハウス。そして私が建っているこの場所には、阪急によるガーデニングの店。

 

いま最も賑わっているファマーズマーケット「彩菜みまさか」もなかったし、駐車場に建つパン屋さん洋菓子屋さんなどの店もない。そしてこの写真で向こうに見えている、モノレールもまだ開通していませんでした。

 

今では考えられないですが、当時は街そのものが出来たばかりで、お昼ごはんを食べに行くところがなくて、とても困ったものだったなあ。行き帰りも阪急バスの停留所までずいぶん歩いたし。

 

しばらく建物を眺め、そんなことをつらつら考えているうちに、ちょっと感傷的になってしまいました。ちょうど今日で退職するスタッフが一人いたこともあり、何だか色々と想うところがあって。

 

10年でスタッフの顔ぶれもだいぶ変わり、私自身も普段は芦屋にいて、本社とは離れています。今は週に一度くらいのペースでこちらへ来ますが、当初の閑散としたあの雰囲気が嘘のようです。そういうことって、離れてみるとよくわかるものですね。

 

年月を経たいま、人が集まり、「暮らし」にまつわる様々なモノが集まり、活気に溢れる場になってきたこの「くらしの杜」。想定通りというよりも、その時々の「流れ」に沿って、それを取り入れて今の姿になったという感じがします。

 

10年ひと昔。これから私のKJWORKS阪神も、くらしの杜と並行してまた変わっていくことでしょう。黄昏時の回想の末に頭に浮かんだことは、この「逞しさ」を私も自分なりに受け継いでいかなければ、という想いでした。