夏の再編

2017.7.14|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

〈モノの配置が変わると、空間の見え方も変わるものですね。〉

 

ご愛読、ありがとうございます。木の家づくり・暮らしのプロデューサー、山口です。

 

今日は午後から、箕面市彩都にあるKJWORKS本社「くらしの杜」へ。WEBサイト関係の会議があったのです。ついでに社内を見回したらだいぶ変わっていたので、写真多めでそれらをご紹介いたしましょう。

 

冒頭の写真は、毎年この季節には投稿していると思いますが、カフェの座席廻りの夏の設えの様子です。琉球の暖簾がいくつも吊られて、とても涼し気な感じ。でも、今年はこれ以外にも色々と変化が。

 

これは玄関まわり。以前は木の小物たちが置かれていた横長の棚たちが、薪ストーブとアイアングッズのための場所に変わっていました。黒い色が増えて、ぐっと引き締まった雰囲気になっていますね。

 

これはその左隣りのスペース。木の椅子や小物たちはこっちに移動していたんですね。そして奥には、ペレットストーブのコーナーもあります。大きな花梨のテーブルが移動して、ここは広くなった感じです。

 

KJWORKSご縁の作家さんの手になるものなど、色んな「うつわ」のスペースも、今度はストーブ関係グッズのスペースに。入口廻りがストーブ関係でかためられる、という変化。あれ、では器はどこへ?

 

ひとつには部屋の中央に、これからの季節のガラス食器コーナーとして飾られていました。琉球ガラスの独特の雰囲気は、同じ琉球織物の暖簾ととてもよくマッチしています。ミンサー織りも見えますね。

 

そして、行くたびに私がチェックするうつわ達は、2階へと移動していました。元はここがストーブグッズ、アイアングッズの場所でしたね。しかし、うつわ達は狭い部屋から出て、のびのびしている様子。

こちらは沖縄の「やちむん(焼物)」たち。置くべきスペースが増えて、見る方も危険なく安心して見られるようになったのはいいですね。ううむ、見ているとまたも欲しくなってきてしまうなあ(笑)。

 

私としてはいつも見慣れているモノたちですが、でもこうして模様替えをすると、またちょっと新鮮な気持ちで置いてあるモノたちと対峙できるような気がします。視え方も違ってきたりするから不思議。

 

ご存じない方々のために書いておきますが、今日ご紹介したのは、一般のお客さまに入っていただける展示販売のスペースです。その奥に琉球暖簾のあるカフェの席があり、さらに奥に図書館があります。

 

社屋といっても、スタッフたちの席があるスペースだけではないんですね。こうした展示販売やカフェ、図書館などで寛いでいただきながら、木の空間そのものを体感してもらう。そういう意図の建物なんです。

 

私も今日は、同じ空間が違って見えましたね。模様替えというのは空間のあり方を再編することでもあり、そしてそこに居る人の感性にまた新しい風を吹かせてくれる。そんなことを感じられたひとときでした。