夏の手前の絵

2014.5.31|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

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ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

昨日くらいから、真夏のような暑さですね。暑がりで汗っかきの私は「ちょっと来るんが早いんちゃうの!」と、夏に向かって少し文句を言いたい気分です(笑)。

 

そんな中、「住まいの学校」のご案内チラシ6月号は、そろそろ読者の皆さんのところに届いたころでしょう。今月は、最近このブログによく書いている「白い花」を描きました。6月の白い花といえば、ヤマボウシですね。

 

山帽子とも、あるいは山法師とも書くらしいこの花、花水木(ハナミズキ)の親戚です。というか、ハナミズキとはアメリカヤマボウシのこと。同じ仲間なんですね。でも、私はこの、先が尖った花弁の、白い山帽子が好きです。

 

昨年のチラシ6月号は、確か紫陽花を描いたのでした。今年もそろそろ梅雨に近づいてくるこの時季、何を描こうかといろいろ考えて、もしかしたら今月、こんなシチュエーションがあったら面白いかな?とイメージして絵にしてみました。

 

山帽子がまだ咲いているうちに、雨の時季に。そして雨上がりに、白い花と緑の葉が雨に濡れています。とても風情ある姿ですね。そこに、紫陽花と間違えたのかどうか、蝸牛が現れて…という場面。

 

山帽子の花は、いつぞやも書いたとおり、上を向いて咲きます。なので今回は、画面の上の方には横から見た花、真ん中辺りには斜め上から、下の方には上から見た花を描き分けてみたんです。どうでしょうか?

 

続く長雨に気分が滅入ることもありますが、このような、濡れているからこその植物の美しさと、どんよりとした気候だからこその落ち着いた自然の色彩を楽しめると思えば、梅雨も悪くないなあ、そう思います。

 

ちなみに、KJWORKSのつくる木の家は「呼吸する家」。木や紙や漆喰が調湿効果を発揮してくれて、モデルハウスは梅雨時期でもとてもさっぱりとした空気なんです。今回のチラシは、そんなことも体感しに来ていただきたいなあ、そんな想いも込めたものなんですよ。

 

でも、明日から6月という今日は、とてもそんな雰囲気ではありませんね(笑)。暑いです。でも、暑い中に涼しげに咲いて風に揺れる花も、そぼ降る雨に濡れて咲く花も、どちらも楽しめるのは、真夏の一歩手前のこの時季の良さなのかもしれませんね。

 

今月の絵は、雨露に濡れる山帽子と蝸牛。「住まいの学校」は、6月も色んな学びの場を用意して、皆さんをお待ちしています。暑くても、そして雨の時季になっても、折々の良さを体感しに、是非くらしの杜に足をお運びくださいませ。