天神祭・水上の舞

2014.7.24|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

s-2014-07-24 19.10.24

 

ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

今日は午後からお休みをいただいていました。今日と明日、大阪は天神祭です。明日は船渡御や花火でその熱気も最高潮になるのですが、今日の宵宮にしかないものを、楽しんできたんです。

 

日本一長い商店街と言われる天神橋筋商店街で、二基のお神輿が巡行するのを「わっしょい」と応援したり、天神講の獅子舞を先頭に、笛や太鼓、踊りの行列が練り歩くのを楽しんだり。

 

この二日間、大阪天満宮の周辺は祭りの色に染まっていて、なんとも言えない高揚感がただよっています。それを肌で感じてきました。やはり大阪の夏と言えば、天神さんですね。

 

そして今日の一番の見どころが、冒頭の写真のもの。これは、宵宮祭に奉納される「水上薪能」です。大川(旧淀川)のほとりに、船渡御にも使われる「能船」を係留し、その船上で薪能を上演する、というもの。

 

お能の前、川からは天神祭に欠かせない賑やかな「どんどこ船」が、そして陸からは氏地の巡行を終えた獅子舞たちの一行が、それぞれに集まってきます。そして皆が揃ったところで、奉納の儀式。「大阪締め」が川面に響きます。

 

そして賑やかな祭りの一行が引いていった後、おごそかに観世流の「羽衣」や「石橋」といった演目が水の上の舞台でおこなわれました。私も時間を忘れて楽しんできた次第。

 

暮れなずむ川辺の風景に、徐々にその炎の灯りがコントラストをもち、雰囲気が盛り上がってきます。最後の「石橋」の大獅子の舞の頃には、辺りはすっかり夜。そこに浮かび上がる舞台は幻想的で、とても素敵でしたよ。

 

私自身、お能を見る機会などほとんどありません。この水上薪能も初めて見たのでしたが、やはり「生」の迫力は凄い。わからないながらも、その身のこなしや表現に、感動してしまいました。

 

船の大きさの関係で、この能舞台は、本当の舞台の三分の二の大きさしかないそうです。本当の舞台だと、もっと迫力があるのかな、観に行きたいな。お能への興味が加速しそうです(笑)。

 

この奉納水上薪能は毎年おこなわれていますが、今年はタイミングよくお休みと合って、その素晴らしいひとときを体感することができました。天神祭をその一部でも間近に感じられ、大阪の夏を満喫できた今日だったのでした。