宝を授かる

2015.2.9|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

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ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

今日はかなり個人的な文章に、しばしおつきあい下さいませ。Facebookでもたくさんお祝いのメッセージいただきましてありがとうございました。今日、無事に48歳の誕生日を迎えました。

 

今年は年男ということもあり、誕生日を迎えて自分でも色々と思うところがあります。朝起きて、今日のとても冷え込んだ空気に、ああ、自分は冬の生まれなんだと、改めて感じていた次第。いまでも、空気の冴える冬が一番好きです。

 

普段それぞれに忙しく、なかなか全員が揃って何かするということのない私の家族なのですが、でも今朝はどうしたことか、口々に「おめでとう」の言葉が。驚きつつも、やはり嬉しいことですね。

 

そして、出社途中の電車の中で、私の携帯が鳴りました。母からのメールです。私や家族の誕生日、節目の日にはなにかしらメッセージをくれるので、正直ちょっと慣れっこになってしまっている感も。

 

でも、今日のメールは違っていました。最初にこう書いてあったんです。

「あなたが生まれた日も、寒かったですよ。」

 

何だか、自分の心臓を鷲掴みにされているような気持ちになりました。不覚にも、JR神戸線の新快速電車の中で、涙が出てきました。今日の寒さに、母はふとその時のことを思い出したのでしょう。

 

両親の自分への想いに感謝し、翻って日頃の親不孝を反省する時間。そしてそこから、誕生日よりも己の子供たちのことに想いは移ります。まさに今、大学と高校の受験まっただ中の二人に。

 

親にとって、子どもはいつまでも子どもなんですね。48年前のことを母が思い出して私に伝えてくれたことで、私も今日、受験という大きな節目の渦中にある彼らの、生まれた時のことを回想する時間がもてました。

 

私は末っ子(3人目)で初めて出産に立ち会ったので、上二人の誕生の瞬間は知りません。でも、生まれて初めて出会った時のこと、そして小さい時のこと、色々と思い出していたんです。

 

ちなみに冒頭の写真は、今日の夕方にお伺いしたKJWORKS施工の保育園「森のほいくえん」で撮ったもの。そんなことを想っていたので、私の眼は天井から吊り下げられたコウノトリに釘付けになってしまったのでした。

 

どこからか、コウノトリが運んできてくれる、宝物。どの親にとっても、子どもとはそうしたもの。父母にとっての私も、私にとっての子どもたちも。何だかあたり前のことですが、それこそが、世の中を動かしている原動力なのではないでしょうか。

 

今日は何が言いたいのか、自分でもよくわかりません。でも、母からの言葉、そして記憶の中の子どもたちとの時間は、自分が人として生きていることを、48歳の私に想い出させてくれたのであります。