家のトリセツ

2014.10.29|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

2014-10-26 11.21.25

 

ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

先の日曜日、3ヶ月の工期を要したリフォーム工事が、めでたくお引渡しの日を迎えました。3階建の家が丸ごと「大変身!」となりました。Nmさん、本当におめでとうございます。

 

さて、木の家に丸ごとリフォームという場合、ほとんどが間取りそのものの変更を伴います。古い家の昔風の間取りから、間仕切りの少ない「広がり間取り」へと変えて、より風通し良く、広がりをもって住める家にしていくリフォームです。

 

そしてそれにともなって、キッチンやお風呂、洗面所、トイレなどの水回りの位置、給湯リモコンやインターフォンの位置など、設備関係のモノの位置と仕様も、新築と同様に、変わってしまいます。

 

場所が同じという場合でも、設備機器などは日進月歩で変わっていきます。また、設備以外にも新しい造付け家具や建具などもあり、そんな「人が触って操作するモノ」については、お引渡しの時にそのご説明が必要になってくるんですね。

 

冒頭の写真は、そのような「取扱い説明」の一コマ。スタッフ山内が、お客さまの奥さまとお母さまに、インターフォン、リモコン関係の操作方法をご説明しているところです。

 

もちろん、こういった設備機器についてはメーカーの取扱説明書がついてきます。それらは、保証書などと一緒に、全部を一冊のファイルにまとめてお渡ししています。

 

でも、最初にだいたいの操作方法は、ご説明をします。それはつくり手として責任をもってやるべきことだと考えていますので、家中を順にまわりながら、「これはこう操作します」ということを、結構な時間を掛けてやっていくんです。

 

色々あるので、おそらくお客さまも一度に全部は覚えきれないでしょう。でも、操作の要点を口頭で説明してもらっているかどうかは、引っ越して始まる新しい暮らしの最初の部分での「安心感」に関わってくるはず。そこがこのトリセツの最も重要な意味合いだと、私は思っています。

 

現場管理のスタッフが説明をしているのを横で聞いていると、やはりその「要点をしっかり伝える」ということに重きをおいているようですね。細かいことは忘れてしまうけれど、でも大体こうやればいい、これはしちゃダメ、を聞いておいてほしい、と。

 

お引渡しが終われば、次はお引っ越し。家中が荷物がいっぱいになった中、早く片づけないと、という慌ただしい気持ちで、初めてその家のコンロを使う、インターフォンに出る、お風呂のお湯を沸かす。その時に迷ったりしないように。

 

今はどの機器も便利になっていますから、そんなに迷うことはない、と思われる方もあるでしょう。でも、それは人それぞれ。例えば食洗機を初めて使う方は、やはり迷いますよね。どのお客さまにも、万が一にもそういうことのないように、取扱説明はあるのです。

 

今回もきちんとご説明をした上で、お引渡しができました。Nmさんありがとうございました。このトリセツを含め、引渡しの際におこなうことのひとつひとつを確実に終えてこそ、はじめて私たちも安心して住み始めていただける。そんな気がしますね。