家の歴史をめぐる

2014.11.30|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

2014-11-30 15.45.59

 

ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

今日は一日、阪神地区のお客さまのところを巡って動いていました。それも、宝塚市と川西市だけで。合わせて5つの木想家と、木想家の候補となる場所と。

 

午前中、築10年を迎えたお客さまのところで、節目の建物点検をさせていただきました。建築当初の点検とはまた違って、経年変化で出てくる不具合、手を入れたほうがよい箇所をチェックしてきたんです。

 

そして、せっかくですからその近くに住まわれているお客さまにも、阪神移転のご挨拶も兼ねて2軒、ご挨拶を。築7年、築2年の別々のお客さまが、すぐ近所で住んでおられるのです。アポなしですので、お留守の方には、名刺にご挨拶を書き込んで投函です。

 

午後からは、お引渡ししてちょうど1年のマンションリフォームのお客さまへ、お家の誕生日を兼ねて点検に。特に問題はありませんでしたが、お客さまで出来るお手入れの方法など、ご説明してきました。

 

おっと、その前に一軒、戸建てリフォームのご相談を受けているお客さまの中古住宅が、すぐ近くにあるのでした。今は遠方におられるお客さまと電話でお話など出来るよう、建物の外観と周辺環境の確認を。

 

マンションリフォームの木想家をおいとまして、最後は築12年目となる木想家へ。ここでは外部の木部など、そろそろ傷んできた部分のメンテナンスと部分改修のお話。そして火災保険の更新のことなど打合せ。KJWORKSでは火災保険取扱もしているのですよ。

 

冒頭の写真は、最後におじゃました木想家の、それはそれは立派なお庭。紅葉の盛りには少し遅かったのですが、それでもなんとも言えない素晴らしい眺めなんです。

 

長くおつきあいをさせていただいている、こちらのお客さまの穏やかな物腰、家全体に漂っている居心地の良い温かみ。それに甘えて、この素敵なお庭をしばし眺めつつ、慌ただしく動いた今日を振り返りながら少しゆっくりと時間を過ごさせていただいたのでした。

 

木想家になって1年、2年、7年、10年、12年。それぞれの年月を経て、それぞれのご家族とともに歴史を刻んでいく家たち。そのそれぞれの場面、それぞれの節目にご一緒させていただくことも私たちの志事です。

 

そして、近くに住んでいる住まい手さんのこと、今度近くで始まるかもしれない家づくりのことを、お客さまにお伝えすることで、それぞれの木想家の間に、私を媒介にして何かがつながっていくこともあります。

 

言ってみれば、それぞれの家、それぞれのご家族の年月、歴史のある「点」を縫うように、KJWORKSの「家守り」は動いているんだなあ。思えば何だか、とても不思議なことのように感じられてくるのです。

 

紅葉の散りゆく庭に眼を楽しませながら、今日巡ってきたお客さま方のそれぞれの笑顔を思い浮かべつつ、そんな不思議に想いを馳せる。そのひとときは、動いてばかりだった今日のよき総括となったように思われました。