嵐のあとの橋

2014.10.6|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

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ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

非常に強く大型ということで、皆がとても心配した台風18号。近畿地方はさほどでもありませんでしたが、九州や関東地方で猛威を振るいました。被害のあった地域の皆さまのご無事をお祈りいたします。

 

台風の通過で、昨夜から今朝方まで不安な夜を過ごした方も多かったことでしょう。関西では、朝には風も弱まり、雨も徐々にやんできていましたので、私もそれを確認して、車で家を出ました。

 

芦屋のKJWORKS阪神事務所へ向かって、阪神高速湾岸線を走ります。その途中から段々と雲が切れてきて、青空がのぞいてきました。風はまだ強いですが、雨もあがりつつあるようです。

 

ほっとした気分で西宮浜の出口に近づいたその時でした。目の前に開けてきた青空と雲をバックに、高速道路をまたぐように、みるみる大きな虹が掛かったんです。

 

高速道路上から見る虹は、視界を遮るものがないので、素晴らしい美しさ。写真では伝わりにくいですが、すごく大きかったのですよ。思わず声が出てしまうほど。

 

車の数も少なかったので、一番左の車線に寄り、スピードを落として、一枚シャッターを切りました。よくないこととは重々承知の上で迷わずそうしてしまうほど、素晴らしい虹でした(すいません)。

 

前方にも写っていますが、阪神高速湾岸線には、たくさんの橋があります。いくつもいくつも橋を渡りながら、堺から西宮へと、大阪湾の一番内側をぐるっと回って進んでいくんです。

 

前方の橋のように、上部に大きな曲線の構造をもつものを「アーチ橋」と言いますね。西宮浜出口のすぐ手前のアーチ橋が写っているんですが、今朝の虹は、それよりもずっとずっと大きな、空に掛かったアーチでした。

 

このまま走っていったら、あのアーチの下をくぐるのかな。そんなことを思いながら、この写真の後も虹に向かって進んでいきました。まあ、当然そうはなりませんでしたが(笑)。

 

いくつになっても、雨が上がって出る虹は、人を感動させてくれます。皆を不安にさせたこのような嵐の後なら、なおさらですね。

 

ほんの一時の儚い美しさをもって、災いの終わりを告げるように、空に現れた架け橋。その姿に、なにか強く胸を打たれた今朝の私でした。