往く夏のいろ

2014.8.22|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

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ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

今日、KJWORKS阪神のある芦屋には、お昼前にざあっと通り雨がありました。雨が過ぎると、ずいぶん涼しくなります。朝晩も結構過ごしやすくなってきて、もう夏も終わりに近づいているなあ、そう感じますね。

 

と、そう思ったら、今月の頭にKJWORKSのDM「ぐっど楽暮」に同封されている、「住まいの学校」チラシに描いた絵が頭に浮かんできました。夏の間に食べとかなあかんなあ、ということで(笑)。

 

いつも月初めにご紹介するのに、今月は引っ越しなどのバタバタですっかり忘れていたんです。すいません。先月号は鬼灯(ほおずき)でしたが、今月はかき氷。

 

上の方で風に揺られている「氷」の暖簾も、最近あまり見なくなりましたね。でもこの、波と千鳥と氷の文字、これがやっぱり私にとっての夏の風物詩。たまに見ると嬉しくなります。

 

いつも、このモノクロの絵で「色」を感じてもらえるように、と思って描いていますが、この絵の出来はどうでしょうか?このかき氷は「宇治ミルク金時」のつもりなんですよ。

 

奥が抹茶緑、手前がミルクの白、そこに小豆餡と白玉。氷という透明なもの、それがガラスの器に入っているところを描くのはなかなか難しくて苦労しましたが、この爽やかさと渋さの相俟った風情が好きです。

 

今年の夏は、私にはなんといっても、KJWORKS阪神がオープンしたという、忘れられない季節になりました。あの辛かった引っ越しの思い出と共に(笑)。

 

季節が移り変わろうとする時、ふとそれを肌で感じる時、人は少し感傷的になるのでしょうか。自分で描いた絵を改めて眺めつつ、往こうとする夏に想いを馳せている、そんな芦屋の夕暮れ時です。