思いがけぬ緑

2014.11.4|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

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ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

昨日の「杜の感謝祭」から一夜明けて、今日も爽やかな良いお天気でした。午前中私用でお休みをいただいていて、溜まり気味の家の用事を済ませてから、午後は社内の会議のため、本社へと向かったのでした。

 

朝、用事のために自宅を出た私。やはり普段の志事の時とは気持ちが違うのでしょうか、振り返って家をまじまじと眺める余裕が、今日はあったのです。

 

冒頭の写真は私の家を北東から見たところ。板を黒く塗った外壁の家なんです。昨年板の色を再塗装してリフレッシュしたので、まだ色落ちも少なく、くっきりとした姿で青空に映えていますね。

 

そして、その手前にモコモコと茂る緑。これはシマトネリコの樹です。高さは3.5mほどもあるでしょうか。隣が月極の駐車場だからまだよいようなものの、その枝の繁り具合は、ちょっと強すぎる生命力の証のようです。

 

このシマトネリコ、以前Facebookにも投稿しましたが、玄関先の境界ブロックの足元から、勝手に生えてきたものなんです。ご近所にもこの樹を庭に植えてらっしゃるところが多いので、そのうちのどこからか種が飛んできて根付いたのではないかと。

 

そして、その旺盛な生命力たるや、見るたびに感心します。最初に見つけて2年もならない間に、3mを超えて大きく成長しているんです。私などあっという間に抜かされてしまいました。

 

それにしても、玄関先のちょっとした空き場所に、測ったかのように根付いているこのシマトネリコ。伸びてきて枝が張ってきても、さほど邪魔にならない場所に、絶妙の位置で生えてきているんですよ。それは「狙っている」としか思えないほど。

 

その狙い定めた計画力の賜物でしょうか。この樹は私に切られることもなく、その青々とした葉をいっぱいに繁らせた枝を、伸び伸びと周囲に張り出すことができています。黒の外壁と緑の葉のコントラストが美しいですね。

 

築10年という節目に、この家の庭を狙っていたかのような「思いがけぬ緑」が、しっかりとした身長と枝張りになりました。やはり木の家に樹木はよく似合う。それを身をもって証明してくれています。

 

よもや、木の家である我が家を狙って生えてきたのではあるまいな?そんなことを思わず考えてしまうほどに、今やすっかり玄関先に馴染んでいる、シマトネリコ。

 

この木の家での10年の暮らしの節目に、もしや誰かがプレゼントしてくれたのではないか?実は最近、そんな気すらしているのであります。