懐かしい声たち

2014.7.17|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

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ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

今日は一日、一級建築士の定期講習だったのです。資格の維持のための最新情報の勉強という意味で、3年に一回講習があるんですね。めずらしく一日座学、そして最後には考査もありますよ。

 

この制度が始まってから私は2回目の講習。前回もそうでしたが、300人くらい入る大きな会場で一日学んできました。そしてこれも前と同じく、前職の設計事務所の先輩や後輩たちも、何人か来ていたんです。

 

私の前職は、当時スタッフが300人くらいいた大きな設計事務所。KJWORKSに入る前、そこで10年間お世話になっていました。そのメンバーは一級建築士ばかりですから、同じ大阪の会場だと、必ず何人かは参加しているわけですね。

 

辞めてから初めて会う、先輩や後輩たち。一日続いた講習と考査のあとも、懐かしい仲間との飲み会になりました。旧交を温める日だったという次第。

 

また、実は講習の講師陣にも前職の先輩の顔があったんです。もはや大ベテランの表情で、「職業倫理」についての話をしておられましたね。

 

そして今日私が一番感じたこと、それは「声の記憶」でした。15年ぶりに会う方、そうでなくても久しぶりのみんな、外見はやはりそれなりに皆変わっています。でも、講師をつとめた先輩、会った仲間、懐かしいあの声はそのまんま。

 

その声を聞くだけで、あの頃の自分に色々と話してくれたこと、時には怒ってくれたことなどが、まさに走馬灯のように脳裏に浮かんできます。視覚よりも聴覚のほうで、今日は懐かしさを感じていたんですね。

 

自分自身も、きっとそれなりに年をとっているはず。でも、おそらく声はあまり変わっていないんでしょう。そういうことを意識することは普段あまりないですが、今日は講義という場で久方ぶりに先輩の声を耳にして、そんな思いが募ります。人の声って、その人そのものなんだなあ、なんて。

 

私が10年間を過ごした古巣での仲間たち。みな変わらぬ懐かしい声を聞かせてくれて、色んな懐かしい話に花が咲きます。そして最後に「お互い頑張ろう」と言いあって別れました。

 

講習自体もさることながら、今日はその懐かしい仲間たちの声、その息づかいから、大きなエネルギーをもらった気がします。「おれも頑張らないと」と素直に思える一日。ものづくりを一緒にしてきた仲間の存在に、とても元気づけられた今日でした。