旅の続きの風

2015.5.10|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

2015-05-06 09.51.58

 

ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

今日はとても爽やかで気持ちのいいお天気でしたね。私は朝から外出でしたが、お昼前に芦屋に戻って「事務所ごはん」をつくり、窓からの心地良い風に吹かれながら、お昼を食べていました。

 

今日の事務所ごはんが、石垣島で食べた「にんじんシリシリ」をアレンジしたものだったこともあって、先日行った八重山諸島での三日間を順に楽しく思い出しながらのランチタイムに。写真もひととおり見返したりして。

 

ついでにその勢いで、食後のテーブルの上を、冒頭の写真のような設えにしてみたんです。旅の想い出につながるモノたちを使って、清々しく。いかがでしょう?

 

まず、敷いている布。これは八重山上布で、昨年スタッフの皆と訪れた時に、石垣島の「みね屋工房」さんで求めたものです。苧麻(カラムシ)の茎の皮からとった繊維から織られた、絣柄の素朴で涼し気な織物ですね。

 

真ん中の赤いラインに、四角を4つ組み合わせたものと5つ組み合わせたものの文様があるのが見えますでしょうか?これが八重山で広く使われる五四柄(いつよがら)。八重山の女性たちの「いつの世までも(末永く一緒に)」という愛の願いが込められているそうです。

 

そして、自然な色合いの上布の上にあるのは、ここのオープン当初からある器。涼し気なその色合いがとても好きなのですが、今日はこの色を、八重山で家族と楽しんだ海の色に見立てたつもりです。

 

あともうひとつ、器の横にちょこんとあるもの。これ、石垣島の浜で拾ってきた珊瑚のカケラです。三回も行っているので、浜にたくさんの珊瑚が打ち上がっているのは何度も見てきましたが、こんなに「珊瑚らしい」形と美しさのものは初めてで、思わず手にとった次第。

 

今日はそんな3点セットをテーブルに設え、窓を全開にして、よしよし、八重山仕様になったぞ、なんてご満悦で午後の時間を過ごしていました。楽しかった旅の時間の続きを感じ、外とのつながりを感じる、いい時間を。

 

そうしたら、芦屋は夕方くらいから急に風が強くなり、強風で肌寒いくらいになってきたんです。でも、それがまた旅行との符合があってびっくり。今回あちらも三日目は天気が悪く、段々風が強く、寒くなったのでしたから。

 

八重山につながるものを出して思い出してたから、天気もその再現になったのかなあ。いやいやそんなアホな、と思ったり。今日は、思い出し笑いしたり、頭を捻ったり、何だかちょっと変わった時間の午後でした。