春を先どり

2014.1.18|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

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ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

今週、平日にお休みをいただいて、用事のついでに久しぶりに京都をぶらぶらしてきました。特にあてもなく、今まであまり行ったことのないエリアを散策するのも楽しいものです。やはり京都だけに、色んな発見もあったりして。

 

四条河原町から三条通りの方へ歩いていきつつ、途中あちこちに気の向くまま寄り道を。そんな中で思わぬよいものに出会って、寒さの中での春めいた気分をいただきました。

 

立ち寄った場所は、「ルピシア 寺町三条店」。お店によると「現代の和をテーマにした様々な茶器や雑貨、お茶請けなどを豊富に取り揃える、ルピシアがお届けする新しいお茶のセレクトショップ」だそうです。

 

冒頭の写真がそれ。この厳寒の時期に、黄色い花がたくさん!お店の真ん中にどーんと大きく活けられていて、入るなりもう目が釘付けです(笑)。おお、これは「山茱萸(サンシュユ)」ですね。

 

しかし、山茱萸は早春を告げる黄色い花、のはず。KJWORKSの「くらしの杜」の玄関横にも植わっていますが、まだまだ花には早いです。いったいどうやって、この季節にこんなにたくさんのたわわな花の枝を?

 

お店の人に聞いてみようかと思いましたが、う~ん、やっぱりやめました。種明かしを聞くよりもまずは、今この場所にしかないこの美しい早春の風情をゆっくりと楽しむべし、ですよね。

 

ちなみに、後ろにずらりと丸い容器が並んでいますよ。これ、全て茶葉です。日本茶、紅茶、烏龍茶、ものすごい種類の茶葉があって、その香りを試してみることができます。さすがは紅茶、緑茶の専門店です。

 

後ろの壁のテクスチュア(細かい金属網の揉み紙みたいなもの)、上の間接照明、そして容器と同じ形で壁に抜かれた灯りもいい感じ。山茱萸の花と合わせて、とても美しい一枚になりました。

 

そういえば、山茱萸の実は、肝臓や腎臓に効く生薬だと聞いたことがあります。そのつながりで、一種の漢方でもある「茶」のスペースの展示に、選ばれたのかもしれませんね。

 

春を先取りして咲く美しい花たちと、かぐわしいお茶の香り。ほっこりと心温まる、冬の京都でのひとときでした。