暮らしのハードとソフト

2014.9.11|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

2014-09-11 13.37.31

 

ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

今日、KJWORKS阪神には、ライフオーガナイザーという職業のお客さまがありました。「Drawer Style」代表の中村さんです。先日お越しくださった「書類ふくさ」の熊田さんのご友人でもあり、「収納の巣」主催の宇野さんとも親しいライフオーガナイザーさんです。

 

ライフオーガナイザーという職種、私も本当に宇野さんと出会うまで知りませんでした。基本的には整理収納のプロ、でもちょっとニュアンスが違っているんです。単なるアドバイザーではない。

 

それは、今日お越しの中村さんの表現では「オーダーメイドのおかたづけ」となります。一人ひとり、自分に合った収納の仕方、モノとのつきあい方がある。それを一緒に見つけ、身につけていきましょう。そんなカウンセラー的要素も併せもつお志事なんですね。

 

そんなライフオーガナイズというものの考え方や、それをサポートできる素敵な「収納の巣」のグッズなどを知るにつけ、私がお客さまにご提供するべき「暮らしの提案」に、「モノとのつきあい方」というソフトは欠かせないもの、という認識になりました。

 

家というハード、その中でつくるクロゼットなどの「収納」そのものと、そこをどう使うのか、どう活かすのかというソフト。そしてそのソフトを上手にサポートする、道具たち。

 

家という建築だけではそこまでの「暮らしの提案」は出来ませんし、あまり収納内部などをガチガチにつくり込み過ぎては、逆に暮らしを型にはめ過ぎることにもなりかねません。

 

永く心地よく住んでいただくことが私どもの一番の願いであり、そのためには、家という「動かしにくい」ハードは、充分にフレキシブルである必要があり、それをその時々のライフスタイルに合わせたソフトとグッズがサポートするべき。そう感じるんです。

 

今日もそんな話を、ソフト面のプロである中村さんと楽しくお話しできました。お客さまの「暮らし」を別々のかたちでサポートしているプロ同士、それぞれを補完できることの意義は、よくわかるからでしょう。

 

冒頭の写真は、まさにそういう「家をフレキシブルに使う」ことに役立つモノです。ローソファとクッションですが、実はこれは「布団の収納」なんですよ。

 

KJWORKSの木想家は、まだお子さんが小さいお家ですと、2階には子供部屋はなく、いずれそうなる予定の「フリースペース」が広がります。そこは子供たちの遊び場であり、時に来客が宿泊される時の寝場所になってもいい。

 

そういう性格をもつフリースペースには、普段はクッションでいざとなれば布団が出てくる、この「見せる収納」がぴったり。これもまた、フレキシブルな家というハードのあり方と、それを活かすソフト、そしてサポートする道具のあり方ですよね。

 

家だけで全てを解決することは出来ないし、暮らし方というソフトだけでも実際の暮らしはカタチになっていかない。そのバランス、補完関係のあり方、そして時間とともに変化していくこと、そこにこそ活き活きとした暮らしが見えてくる。

 

今日も中村さんとのお話で、私もまた良き刺激をいただきました。中村さんありがとうございました。

 

ライフオーガナイザーの皆さんともどんどんご交流させていただき、そんなハードとソフトのバランスのとれた暮らしの提案を、かたちにしていきたい。そんな想いが今日またひとつ大きくなったのでした。