木のうつわ、漆のうつわ

2013.5.14|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

 

ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

ただいま、くらしの杜「かぐら」の展示スペースでは、南木曽の木地師さんである、ヤマト小椋商店さんの作品展が開催されています。題して「木のうつわ、漆のうつわ展 ~南木曽木地屋の仕事~」。

 

南木曽(なぎそ)とは、正しくは長野県木曽郡南木曽町と言います。中山道の宿場町、妻籠宿や馬籠宿の近くにある南木曽は、「木地師の里」なんですよ。

 

そこから、昨年に引き続き、今年もくらしの杜へ、美しい木のうつわが勢揃いしています。その、木の持ち味を活かして美しく繰り抜かれた木地、それを使ったうつわは、何とも言えず手に馴染み、森の恵みとしての木の素晴らしさを改めて教えてくれます。

 

木地師さんは、轆轤(ろくろ)と呼ばれる特殊工具を使って木を繰り抜き、お椀やお盆のような円形のうつわの生地をつくります。その素地のままで使うものもあり、そこに漆塗りを施したものもあり。

 

白木のうつわはとても優しい気持ちにさせてくれますし、漆塗りのうつわはまたその表情がとても素晴らしいんです。また、とても薄く繰り抜かれているので、手に持った時の軽さと温かみは、やはり木のうつわならでは、ですね。

 

「喜ばれる暮らしの実現」を目指す私たちにとって、「食」を楽しむというのは家づくりを考える上でもとても重要なこと。このような木のうつわは暮らしをとても豊かにしてくれるものですが、でも展示を見、触っているだけでは、その良さがわかりにくいかもしれません。

 

ということで、今年は展示と並行して、「コラボ食堂」で実際にその木のうつわを使って食事をご提供しているんですよ。見て、触って、しかも実際にそのうつわで食べてみる。そんな体験を通して、木のうつわの素晴らしさを実感していただければ、とても嬉しいです。

 

私たちの良きパートナーとして、毎年こうやってうつわをご提供してくださるヤマト小椋商店さんに心から感謝しつつ、私自身もコラボ食堂で、木のうつわを使って美味しくいただいておりますよ!

 

 

※なお、ヤマト小椋商店さんでは、うつわ以外にも照明のシェードや座椅子など、色んなものをつくっておられ、それらもくらしの杜に展示しております。木の肌に、触りにいらしてくださいね。

小椋商店HP「樹と共に

【木のうつわ、漆のうつわ展 ~南木曽木地屋の仕事~】
日時:2013年4月3日(水) ~ 6月3日(月)
AM9:00~PM6:00 火曜日休館
場所:くらしの杜 KJWORKS本社 展示スペース