木の椅子になやむ

2014.9.19|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

2014-09-18 14.06.03

 

ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

KJWORKS阪神にある大きな無垢の木のテーブルには、まだ椅子が2つしかありません。いや、今事務所には6脚あるのですが、そのうち4脚は、KJWORKS本社からお借りしているのです。

 

いつまでも自分の椅子が2脚だけではよろしくないのですが、出来れば納得のいくものを1脚ずつ揃えていって、ご来店のお客さま方には、それぞれの椅子のすわり心地の違いも味わっていただきたい。

 

そう思っていると、どうしてもセレクトもスローペースになってしまって…。1脚は懇意にしていただいている「Jqualia」の松下さんに注文させていただいたのですが、あと3つはほしいところです。

 

現在ある2脚はともに、旭川に本拠を置く無垢の木の家具店「カンディハウス」さんの椅子です。KJWORKSでは他にもいくつかの木の家具屋さんとおつきあいがあるので、先日そのうちの一社のショールームへと行ってきました。

 

冒頭の写真がその場所。大阪は淀屋橋にある、「柏木工」さんのショールームです。柏さんの本社があるのは、飛騨高山。そしてここ淀屋橋のショールームにも、木の椅子がズラリと並んでいます。

 

この写真には、中央の大テーブルを囲んで、たくさんのダイニングチェアが置かれていますね。どの椅子にもそれぞれの持ち味があって、ここから選ぶのはなかなか難しい。

 

椅子だけではなく、柏木工さんでは、その椅子専用の座面カバー(クッション)も布地から選んでつくってくれます。木の座面の椅子は終日座ってのPC作業などには少し固いので、クッションもあったらいいなあ。

 

椅子、座面が木ならクッション、その布地と、組合せを考えつつ、阪神事務所のインテリアとの相性、今ある他の椅子との相性など想像すると、ううむ、どうしよう。たくさんの椅子を前にかなり悩みました。

 

でもまあ、その悩んで選ぶこと自体がまた楽しいのですね。KJWORKS阪神に来たお客さまのつもりになって、見くらべ、座り比べていると、段々と候補も絞られてきます。

 

それにしても、椅子という家具は、ひとが体をあずけるものだけに、非常に奥が深いですね。座面の形、大きさ、材質、高さ、傾き。背もたれも同じだけ要素があるのですから、まさに可能性は無限大です。

 

「自分に合った椅子」は、一人ひとり違う。こうして座り比べていると、ダイニングセットとして同じ椅子が並んでいることのほうが、おかしなことに思えてきますね。

 

実は私の子どもたちも、もう大人の椅子で大丈夫、となった時、ここに連れてきて椅子を選ばせました。「一生もの、やからな」と言って。あと一人残っていますが、またその時も同じ話をすることでしょう。

 

KJ阪神に来て下さるお客さまにも、「椅子が違う」ことを楽しんでいただきたい。それが家具というものを考え直すきっかけになれば、なお嬉しいですね。そんな想いですから、木の椅子探しの旅は、まだしばらく続きそうな気配です(笑)。