木組み体験

2014.7.6|カテゴリー「日々の思い」|投稿者 山口敏広

2014-07-06 13.59.36

 

ご愛読、ありがとうございます。KJWORKS・木の家のくらしプロデューサー、山口です。

 

今日は箕面市の現場をお借りして、連続ゼミナール「お家の勉強会」の第2回がおこなわれました。題して「木の家の骨組みを見る会」です。基礎工事を終え、建て方が終わった現場を見学し、KJWORKSの木想家の骨組みの考え方を学ぶ会なんです。

 

木の家の柱や梁が組まれたばかりの現場は、杉の香りがいっぱい。そんな中で、三組のお客さまとお施主さまのTnさんにも参加いただき、色んなことを私たちからご説明しました。

 

私たちが素材としている熊本の阿蘇小国杉のこと。木の家の構造を魅せるための工夫のこと。木想家の構造を強固なものにしている耐力面材「MOISS」のこと。木構造を補強する建築金物のこと、など、など。

 

前回の基礎編では、コンクリートが打たれる前の鉄筋組を見学しました。そこから一ヶ月で現場がこのように一気に「家のカタチ」になっていることに、皆さん驚いてらっしゃいましたね。

 

そしてこの「木の家の骨組みを見る会」では、ただ見学し、説明を聞くだけでなく、実際に木の組まれ方を体験してみる、というコーナーがあります。冒頭の写真は、その様子です。

 

実際に使われるのと同じ小国杉(土台は桧)で、土台と柱と梁の短いものを体験用につくっているんです。それを、お客さまと一緒に実際に組んでいく、というもの。これがとても面白いんですよ。

 

まずは土台。わざと二つに分けた土台を、そのジョイントである継ぎ手「腰掛け鎌継ぎ」の部分で組合せます。そしてその土台に掘られた「ほぞ穴」へ向かって、柱を二本建てるんです。

 

そしてその上に梁を掛ける。写真はその、梁が入る瞬間ですね。梁にもほぞ穴があり、決まったところでピッタリと嵌り込むようになっています。そしてその横にもうひとつ梁を組んで、模型は完成です。

 

皆さん、まさか実際に柱や梁を組んでみるとは思っておられなかったでしょう。しかし、とても楽しそうに取り組んでらっしゃいました。杉の木の香りを感じながら、それを大工さんになったつもりで組んでみる。これ以上の学びはありませんよね。

 

私たちKJWORKSがご提供している「木の家を見てみる」会は、単に出来上がった木の家を見学する、ということに重きを置いていません。出来上がって引き渡す前の家には「暮らしが見えない」からです。

 

それよりも、家づくりの考え方や方法を、現場で知ってもらいたい。それがこの「お家の勉強会」です。そしてもうひとつは、住んでいる家で住まい手の声を聞いてもらいたい。これが「バス見学会」と呼ばれるものです。

 

家づくりを考えておられる方が本当に知りたいことは、その出来上がった表面ではなく、むしろそこに至る道程、そのつくられ方ではないでしょうか。それを、現場を順に見ていくことでお伝えするこの「お家の勉強会」は、お客さまに確かな安心をご提供できる、そう自負しています。

 

さて、今日の現場の次の回は、「木の家の断熱を見る会」です。そこにもまた私たちの家づくりの想いがいっぱいに詰まっているんですよ。そこまでまた、着実に現場を進めていかないといけませんね!